4月19日(木) 新年度最初の仏参が行われました。
今回のお話は,関目六左衞門校長先生からでした。
まず学年主任の村上先生から,
「とうとう最後の1年。皆が希望の進路を叶えられるよう,先生・生徒ともに,一丸となって頑張っていきましょう。」
とのお言葉を頂きました。
関目校長先生は,今年の学生手帳の裏表紙に
「自今」と記されました。
「自今」とは,今よりという意味。
生徒諸君は,今より未来を拓き,未来を創っていく存在です。
アメリカの有名な科学者の言葉とともに,
受験生としての心得について語って下さいました。
アラン・カーティス・ケイは,パーソナルコンピューターの父と呼ばています。
巨大コンピューターが主流の時代に,
小さくて軽く,安価なコンピューターの出現を予測していました。
「これからどんな未来が訪れるのか?」という人々の問いに対し,
「未来は予測できない。創るものだ。」と彼は答えます。
(’The best way to the future is to invent it.’/未来を予測する最善な方法は,それを開発することだ。)
この「未来を創っていこう。拓いていこう。」というメッセージに感銘を受けたのが,
若かりし頃のスティーブ・ジョブズでした。
ジョブズの有名な言葉に
'Stay hungry, stay foolish.'
'Say "No".'
という文言があります。
「自分が無知であることを知り,貪欲であれ,愚か者であれ。」
「重要なことをするときは,重要でないことは断れ。」
お釈迦様の『すべてのものは移りゆく,怠らず努めよ』
のお言葉に通じるところがあると思いませんか。
受験生として過ごすこの1年間,立派な受験生の父,母であれ。
怠らず,立派に努め上げて下さい。