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仏参のお話 2019年06月20日(木)16時23分

本日は通常スケジュールに戻り、3年生は仏参で一日をスタートしました。
仏参講師は5組担任で英語科の河野先生でした。

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河野先生は数年前、英語科の教員として聴講した英語弁論大会京都府予選会で、当時紫野高校3年生だった一ノ瀬メイさんのスピーチを聴かれたそうです。一ノ瀬さんは生まれたときから右手がありません。小学生の頃に通っていたスイミングスクールで、通常のコースに入れてもらえなかった経験から「自分は障がい者なのだ」と認識させられたそうです。「私は何でも自分で出来る。なぜ私を障がい者と呼ぶの?」一ノ瀬さんはスピーチで問いかけました。個人のできるできないの問題ではなく、社会がつくりだした障がい者ならば、社会が障がい者を無くすこともできるはず。
河野先生にとって、まっすぐに前を向く姿勢がとても印象的だった一ノ瀬さん。「目は遠くを、足は地に」一ノ瀬さんの好きな言葉を紹介して、皆さんにも考えてみてほしい、と投げかけられました。