今日は久保田先生のお話をうかがった。
「やりたいことを見つけ、それを深く追究する」
スマホを多くの人が持っているはずです。なんでも調べることが出来、便利なものです。「できる」人は、そのスマホで、興味のあることなどをどんどん調べていくと言われています。「できない」人は、その調べる作業を途中で投げ出してしまうと言われています。デジタルはどんどん発展をしていくでしょう。でも私たちは、ずっと学んでいく必要性があります。
以前プログレスの担任をしていました。その時の担任を持った生徒のことを話してみたいと思います。外部に進学をした人は、自分がどうしても勉強したいことがあったので、その進路に向かって勉強をし、進学を決めていきました。卒業になり、平安を訪れ、「大学院に進学をして、自分のやりたいことをやる」と言ってくれました。ある生徒は、自分の思いを完成させ、自分の希望する企業に就職をしました。龍大へ進学をした人も、やはり自分のやりたい勉強を見つけ、やはり自分の力が発揮できる企業に就職をしていきました。自分から動いていかないとモノにはなりません。今まで先生方から導かれてきたことが「普通」になっていませんか? 大学進学を含め、自分のことは自分でやっていくことを身に着けてほしいものです。卒業後、何がやりたいのかをしっかりと見定めて、進学していってほしいものです。
さて諸君は、「やりたいこと」がみつかっているだろうか。「学習」から「学修」へ移行することを知ってほしい。大学は「自ら学ぶ」ところだ。専門の内容に興味がないのであれば、退学せざるを得ないことになる。単に「就職」だけを考えるのではなく、やりたい勉強を大いに学ぶ姿勢」を忘れないでほしい。
25日で平安での仏参は終了する。コロナで従来の仏参形式でできなかった。しかし先生方のご法話は、1つ1つ君たちに理解して欲しいことを伝えられている。人生の中で、何かあったとき、先生方の顔を思い出し、乗り越えていって欲しい。
最後に、今日の仏参の講師久保田先生は、25日が「平安での最後の仏参」であった。人間、ゴールは必ずある。今日のお話は、諸君のゴールまでの課題をお話になったにすぎない。だからこそ、真剣に考えて欲しい。
お世話になった久保田先生に大きな拍手を送りたいと思う。
久保田先生、長い間本当に有難うございました。