本日放課後、講堂で、本校教員を対象とした「「総合的な探究の時間」の研修会」
が行われました。
研修会では本校教員による探究活動の実践報告と、実際に活動に取り組んでくれた
高校3年生4名がプレゼンテーションを行いました。
その4名とは、昨年夏頃、当ブログに度々登場していた「仏教×SDGs2021」の
参加メンバーです。
龍谷総合学園による「仏教×SDGs2021」の協議会は終了していますが、ジェン
ダー問題を解決するための活動を継続しています。
この4名の生徒達は性別の区別がない「完全個室トイレ」を本校の新校舎に設置す
ることを目指しています。トランスジェンダーの方は男女別のトイレを使用しづら
いという問題があります。すべての人が使いやすいトイレを設置することは、SD
Gsの掲げる「誰ひとり取り残さない」社会の実現へ一歩近づくのではないでし
ょうか。
4名の生徒達は、10月に高校3年プログレスコース生へ向けて、そして12月には
本校校長へ「完全個室トイレ」の提案(プレゼン)をしてきました。
今回は本校の先生方に向けてのプレゼンテーションです。
発表前はかなり緊張している様子でしたが、発表後は、多くの先生方からお褒めの
お言葉をいただき、安心と喜びを感じている様子でした。
とはいえ「完全個室トイレ」の設置が認められたというわけではありません。
今後は龍谷大学付属平安高校の未来を背負っていく下級生に向けて、自分たちの思
いを伝えていきます。