HEIAN BLOG 高3学年 BLOG

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10月3日の仏参 2024年10月03日(木)17時25分

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本日の仏参は、9組担任の山下先生のお話でした。

若かりし日の冒険とも呼ぶべき、ネパールでの体験をお話ししてくださいました。
何時間もかけてバスで移動したこと、日の出ごろに見たヒマラヤ、異なる文化、異なる景色について、先生自身の経験を伝えてくださりました。
現代は目的地に早くたどり着くことや物事をいかに早く進めるかに価値を持つようになりました。この価値観はもちろん大事なことですが、それだけにとらわれず、あえてのんびり、あえてゆったりした進みも必要なのではないか。そう、生徒へ投げかけてお話しを終えられました。

時間に追われて生活するだけでなく、ゆったりと豊かな時間の過ごし方も取り入れていければなと感じた仏参でした。

9月24日(火) 体育祭 2024年09月25日(水)08時20分

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24日(火)は滋賀県長浜にて体育祭を行いました。
高校3年生にとっては最後の体育祭です。練習中は仕上がりに不安の声もありましたが,本番では後輩たちにかっこいいところを見せられたのではないでしょうか。どの団も一生懸命応援し,全力でドームを駆け巡っていました。裏方では生徒会・各運動部の部員・体育委員や保健委員たち運営側の頑張りがありました。皆さんの力で,一生思い出に残る体育祭になったことと思います。

本日の仏参 2024年09月19日(木)14時25分

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 今日の仏参は、3年8組担任で国語科の中森先生のお話でした。中森先生は生徒諸君に「幸せって何ですか」という問いかけをした後、ご自分の生い立ちと他国の例をもとに、幸せについてお話されました。
 中森先生は、高校3年生の時に、古典の先生に突然「幸せって何?」と尋ねられたそうです。とっさに思いついた答えは、「生きていることかなぁ」だったそうです。中森先生はお寺で生まれ育ったこともあり、葬儀や法事に関わる中で命や死について考えることも多く、「生きていることかなぁ」と答えたのだろうと振り返りました。
 また、幸せとは何かを説明するのに、ブータンという国の例を紹介されました。ブータンはアジアの山岳地域の小国なのですが、経済発展のような物質的な豊かさよりも教育や文化のような精神的な豊かさ重視しており、2013年には世界幸福度ランキングで8位でした。しかし、近年、その順位がどんどん下がってしまっているそうです。その原因がグローバル化や情報化であり、国民が他国と比べることで優劣を意識したり、うらやむ気持ちが強くなったからだとお話されました。
 中森先生は、周囲と比較して幸せを感じるよりも、生きていることを尊び自分の中の幸せを大切にしてほしいとお話されました。そして最後に「生者必滅・会者定離」という言葉を紹介し、高校生として友人達と一緒に過ごせる時間を大切にしてほしいと、生徒諸君の心の幸せを願われました。

本日の仏参 2024年09月12日(木)10時56分

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 本日の仏参は、7組担任の西垣先生でした。

 先生はまず、『オレンジ色のペンギン』という絵本を朗読されました。生まれたときから、体の色がオレンジ色だったジェイムズは、猛吹雪のある日に自分の体が輝いて、寒さに凍える周囲を温め、仲間のペンギンたちから「君のおかげで助かった」と感謝されたのです。他のペンギンたちと違う色をしている理由がわからなかったジェイムズですが、オレンジ色という個性が発揮され、みんなの役に立てて良かったと誇らしく思うのでした。
 このことから「自分らしさ」について考えようと話されました。私たちの「自分らしさ」は、好きなこと・得意なこと・大事なことの3つで満たされていて、それらは人によって違っていたり、同じ自分でも年齢によって変化したりするものですが、大事なのは「今の自分にしっくりくる生き方で生きること」だとおっしゃいました。
 最後に、絵本の作者のメッセージを引用されていました。その中で印象的だったのは、「他の人と姿・性格・好み・得意なことが違う、それがあなた。その違いは個性であって、個性は優劣の区別ではない。あなたの存在には意味があるから、自分の個性をよく知って、受け入れ、大切にしよう」ということです。

 私たちは日常の中で他者と比較してしまうものですが、本日の仏参を聞くと、自分にないものを羨んだり、自分を卑下したりするでもなく、ありのままの自分を受け入れることの大切さを考えさせられましたね。今一度、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。

9月10日(火) 共通テスト出願説明会 2024年09月11日(水)13時29分

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文化祭が終わり,学校はすっかりいつもの授業風景に戻っています。

9月10日(火)6限,礼拝堂にて共通テストの出願説明会が行われました。
特進コースを中心に,共通テスト受験予定者が集まりました。
進路部の岩井先生より,現役生は学校経由でないと出願できないこと,出願の際に注意するべきことなど説明がありました。

これから始まる受験の手続きは,一歩間違えば大変なことになります。緊張感をもって臨みましょう。

9月7日(土) 文化祭最終日 2024年09月07日(土)18時02分

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本日,2日間にわたる文化祭を大盛況のうちに終えることができました。

高3生の模擬店は大盛り上がりで,来場した皆さんに楽しんでいけたようです。
売り上げはクラスによって様々ですが,「その多寡で一喜一憂しないでほしい」と特活係の南先生からお話がありました。どんな結果であれ,皆さんはこの模擬店で様々なことを学んだと思います。それこそが金額以上の価値を持っています。学年部長も「みんな本当によく頑張っていた。この調子で体育祭もきっと良いものになる」と賛辞を送っていました。

閉会式では,来たる体育祭に向けて各団長からメッセージがありました。学園祭はまだまだ続きます。皆で最後まで,素敵な思い出を作りましょう!

8月27日(火) 特進コース集会・学園祭準備 2024年08月29日(木)12時36分

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8月27日(火)SHRの時間は,礼拝堂にて特進コース集会が行われました。
進路部より,調査書作成についての説明や,大学受験の流れについて説明がありました。いよいよ本格的に受験が始まっていきます。出願手続きは一つ手順を誤れば受験ができなくなってしまいます。期間には余裕をもって,そして緊張感を持ちながら進めていきましょう。

また,現在各学年で文化祭準備が進められています。高校3年生は模擬店の準備に追われているところです。同時に9月後半の体育祭についても準備を進めていかなければなりません。クラスで力を合わせて,最後に良い思い出を作りましょう!

8月26日(月) 始業式 2024年08月26日(月)09時53分

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本日1限,講堂にて始業式が行われました。

高3生はいち早く集合し,学年集会を行いました。学年部長から,1学期の報告や,何かあれば遠慮なく学年団に相談してほしい旨が呼びかけられました。

始業式では,校長先生より「渾身」という語が提示されました。今年は戦後79年にあたります。皆さんが今過ごしている青春は当たり前のものではありません。決して努力を怠らず,渾身の力で,大事な青春の時を過ごしてほしいとお話がありました。

式の後半には,夏期休暇中の各大会で活躍した部活動の紹介がありました。まさに「渾身」の力で打ち込んだ結果です。高校3年生は次々に引退の時期を迎えていますが,後輩たちがきっと先輩の想いを受け継いでいってくれることでしょう。

始業式後,本校卒業生でありパリ五輪男子フルーレ団体金メダリストの飯村一輝さんの講演がありました。ユーモアを交えつつ,「緊張をうまく使いこなせたら,きっと良い結果がついてくる」「過去や未来にとらわれすぎず,今を楽しんでほしい」と後輩たちへエールを送ってくれました。

長い休暇期間が終わり,文化祭・体育祭と行事が目白押しです。勉強・部活・行事準備…忙しさにくじけそうになる時,今日の話を思い出してください。

8月1日(木) 学習マラソン 2024年08月01日(木)10時48分

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ドラゴンゼミ夏期講座は7月30日(火)で終了し,特進コースも夏期休暇に入りました。

本日より,龍谷大学大宮キャンパスにて学習マラソンが始まりました。
参加希望者のみ,8月6日(火)まで,大学の大教室で自習に励みます。高校2年生の参加希望者もおり,同じ教室で先輩たちの背中を見ながら同様の取り組みをしています。
この5日間で皆さんが自身の目標を達成できますように。頑張れ受験生!

7月26日(金) 全国高校野球選手権京都大会 準決勝 2024年07月26日(金)15時21分

本日,わかさスタジアムにて本校硬式野球部と京都国際高校の対戦が行われました。この日から全校体制ということで,多数の生徒が応援に駆け付けました。朝から天気も良く,暑さの厳しい中での戦いになりました。

対戦相手は春に続けての全国出場をねらう京都国際です。本校硬式野球部も全力で臨みましたが,11対1で敗れてしまいました。

高校3年生のアスリート生にとっては最後の夏でした。暑い日も寒い日も,たゆまず努力していた姿が目に焼き付いています。試合への出場や数字だけがすべてではありません。日々仲間同士支え合い,ぶつかりあいながら全員でチームをつくりあげたのでしょう。その頑張りが,この先の人生でも必ず皆さんの力になると信じています。

非常に悔しい結果ではありますが,点差が開いても諦めずに一生懸命戦う姿に応援する私たちも勇気をもらいました。アスリートの皆さん,3年間,感動をありがとう!