本日の仏参講師は
3年6組担任の若宮先生でした。
若宮先生は学生時代、写真部での活動をされていました。
風景などを撮ることが多かったそうです。
現在は、携帯電話にカメラ機能が備わっていることから
自身を被写体として写真を撮る人が多くなりました。
同時にSNSも普及し、SNSに自身の写真をあげる人も増えています。
他人にそういった写真を見せることも多いでしょうし、
加工を施した写真などをあげているのを見たことがある人もいると思います。
若宮先生がそれに関して思うことは、
かつては芸能人やファッション誌のモデルに対してビジュアル面での憧れを持っていたかもしれませんが
SNSではさまざまな情報が流れてくることによって、
より身近に感じることが多くなったように思われるそうです。
それを見て比べることで、自分の見た目に対して自信を無くしている・悩んでいる若者が
多く見受けられるとのことです。
別で、若宮先生は統計を紹介されました。
「自分の容姿に自信がない」この項目に関して
日本は諸外国と比べてかなり高い割合だそうです。
また別の統計で「自分のことが好きか、嫌いか」 という項目に関しては
「好き」よりも「嫌い」と答える割合の方が男女ともに高いとのことでした。
日本人の自己肯定感の低さが統計から伺えます。
自分が思うほど、他者は見た目を気にしていないはずです。
見た目に拘ることは良いことですが、気にしすぎてしまって落ち込んでしまうことの無いようにしたいですね。
他者からの評価・見られ方を気にしがちになる
思春期の生徒のみなさんにもきっと響いたお話だったことでしょう。