6月9日(土)、京都市下京区にある「京都私学館」にて京都府私立中学高等学校保護者会連合会の平成24年度春期定例総会がありました。平安会では会長以下本部役員5名が出席しました。
総会での議題は、平成23年度の決算報告、平成24年度の予算審議、そして新役員の選出等々でした。
いわゆる幼稚園から大学校まで学校教育法に定められた学校には、地方公共団体の設立による公立学校と私たちの平安学園のような私立学校の二つがあります。
平安学園のある京都は「私学発祥の地」と呼ばれ、今でも私学教育の盛んな土地です。文教都市京都を支えているのは私学だと言っても過言ではないでしょう。
皆さんご存じのように滋賀県の金亀教校に始まる平安学園建学の精神は、「とくに仏教精神に基づく情操教育を行うことを目的とする(前校長 安井先生文章を参照)」と表わされています。
学園では、それを生徒にも分かりやすい形で「ことば、じかん、いのち」の大切さに置き換えて、ことあるごとに熱心に説かれています。
このような崇高な建学の精神に基づいて特色ある教育を実践することができるのが、いわゆる私学です。
そのような私学の精神を守っていこうという主催者、出席者の熱気が感じられた本日の総会でした。
*写真は京都市下京区にある私学会館です。総会開始時間が近づくと各学校代表の方が続々と集まって来られました。
平成24年度平安会会長 木脇和政