7月13日(金)「龍谷総合学園保護者会連合会近畿ブロック連絡会」が開催されました。連絡会では毎年違ったテーマを設け、それに対して発表が行われるのですが、今回の協議会テーマが、「私にとって宗門校とは」でした。
ここで簡単に協議会についてご説明させていただきます。
私たち平安学園は龍谷総合学園グループに属しています。加盟法人数は27学園であり、加盟教育機関数では71校にのぼります。この数は日本最多であり、最大の学校グループということになります。
毎年、その中の近畿地区に学校を持つ加盟校同士が集まって、協議会を開いています。
近畿地区の加盟校は全部で7つであり、そのうちの一つが当番校となり、そこに各学校が集合し、協議会テーマについて発表することになっています。
今年の当番校は岐阜県岐阜市にある「岐阜聖徳学園高校」でした。
そして発表は、近畿ブロックに所属する睦学園、成徳学園、相愛学園、京都女子学園、龍谷大学、平安学園、聖徳学園の順番で行われました。
発表は、各校の保護者会が、事前に協議会テーマについて学内でアンケート調査をし、各校の保護者会会長がその結果に考察を加えながら、各学校の紹介も織り交ぜるような形で行われていきました。
今回のテーマである「私にとって宗門校とは」は私にとっては用語的に宗門校という言葉の解釈そのものが難しく、難解なテーマでもありました。
私は、6番目の発表でしたが、発表の前に、先に起こった大津の中学の痛ましい事件について触れさせていただきました。
大津市の滋賀県が同じ近畿圏で隣県であることもありますが、もう既にこれは日本国民全員が考えるべき問題になっていましたし、この連絡会自体が中学・高校保護者会の集まりであることから、問題はより切実であると思えました。
今回の「私にとって宗門校とは」というテーマも、子どもたちの精神性に触れざるをえない内容でもありました。
また、わが平安学園の建学の精神を表すものとして、学園では、ことばを大切に、じかんを大切に、そして命を大切にという3つの大切を常々訴えてもいます。
同じ年頃のこどもを持つ保護者会としては、どうしても発表の前に触れておかねばならないことでした。
そのこともあり少々時間はオーバーしてしまいましたが、平安学園保護者代表として発表して参りましたので、ここにご報告させていただきます。
*写真1:聖徳学園内立て看板
*写真2:各校のアンケート結果資料
平成24年度平安会会長 木脇和政