【ご案内】
昨日2月15日は涅槃会でありますが、今年度(2017)本校では2月9日に勤修しました。
涅槃というのはインドの古いことばを漢字で音写したもの。人間の持つすべての苦悩が完全に消滅した状態を意味するが、ここでは80才で釈尊がこの世を去られた歴史上の事実をさす。通常は、2月15日にその行事を行う。史上まれな偉人の遺徳をしのぶと共に、その精神的遺産が今日もなお不滅の光りを掲げつつあることに思いを寄せる行事である。「生徒手帳」より
2017年8月1日、公益財団法人 仏教伝道協会より「ブッダがせんせい」(初版第9刷発行)が発行されました。あらためて、みなさんとご一緒に「釈尊の教え」を味わいましょう。
ゴータマ・ブッダはみんなの先生
ブッダはいまから2500年前に生まれた人
ブッダというわたしたちの先生は、いまからおよそ2500年前に、ネパールのルンビニに生まれました。本当の名前はゴータマ・シッダッタといいます。「おしゃかさま」や、「ほとけさま」とよばれることもあります。
ブッダは、シャカ国の王子として、ゆたかなくらしをしていましたが、多くの人がびょうきになったり、食べものをまんぞくに食べられずにくるしむすがたを見て、お城を出て、しゅぎょうをはじめます。
6年のあいだ、きびしいしゅぎょうをして、ブッダは「さとり」をひらきました。この世の中の真理(本当のこと)をすべて知ることができたのです。
それからブッダは、正しく生きるための方法や、くるしい思いや、つらい思いをしないで、心がいつもやさしくおちついていられる方法を人びとに教えながら、80才まで生きました。ブッダの教えは「仏教」とよばれて、日本をはじめ、世界中でしんこうされています。
わるいことはしない。
よいことをたくさんして、
心をきれいにしよう。
これがほとけさまの教えです。
2017(平成29)年 “建学の精神”の伝播と醸成
2月 御命日法要
○ 日時 2月16日(金)16時~
○ 場所 礼拝堂
○ 法話 石川真也 先生 ◎ みなさん、お揃いでお参りください。