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高校2年生保護者進路ガイダンス 2018年04月21日(土)16時19分

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4月21日(土)午後2時から高校2年生保護者進路ガイダンスを開催いたしました。
ガイダンス冒頭全体会で、校長として自己紹介ならびに学校の中堅学年としての2年生の保護者の方々に次のようなお話をさせていただきました。

2年生は、過去の私の経験からしても非常に難しい学年です。「2」という数字こそが学校生活上は恐怖の数字といわれるほどで、成績上の実力を示す評価・評定では最悪最低のものです。また、統計上、高校中退率が一番高いのが2年生の2学期といわれるほどで、これほどに「2」は恐怖の数字なのです。もちろん学校では全力を挙げて生徒指導に当たりますので、ご家庭におきましても万全のご注力をお願いいたします。
過日、始業式で次のようなお話を2年生の皆さんにいたしました。
2年生は学校の中堅学年、そしていよいよ後期ともなりますと3年生に取って代って学校の主導学年ともなります。前期が終了すると皆さんは高校生活の折返し点を迎えることとなり、それまでは人生で一回きりしかない高校生活をいかに充実させるかを1年生のとき以上にしっかりと考え、文武の活動に励みましょう。しかし、後期に入ると、卒業後の進路を念頭において、しっかりとした「受験生」になりましょう。というのは、再来年3月1日の卒業式の翌日からの進路は何も保証されていないのですから。主体的な自宅学習時間も前期中は学年(高2は通算11年生)×10~15分=1時間45分~2時間45分位でよいとしても、後期からの受験生としては学年×20分=3時間40分以上の学習量が必要になりますヨ!高校2年生という学年はこの切り替えが必要な学年なのです。受験日というゴールは、”その日”がすでに決定されています。スタートは早ければ早いほど余裕を持ってゴールを乗り越えることができます。スタートに失敗すると、ゴール日までにそこまで到達することができません。高2の冬、ある意味では人生の岐路のひとつです。
学校も全校の教職員挙げて指導と援助に全力を尽くします。
保護者の皆様も、この学年の後期からは「受験生の父」「受験生の母」としてのご覚悟をよろしくお願い申し上げます。