5月30日(水)、この日は一日学校行事日。高校生は学年ごとの校外活動、中学生は球技大会でした。しかしながら無情の雨、高校生のある学年は野外活動から屋内施設へと目的地を事前に変更しての実施となりました。
中学生の球技大会も1年生と2年生はドッジボールとバスケットボールの体育館種目でしたが、3年生はサッカー・フットサルの屋外種目、急遽卓球に種目変更して無事実施の運びとなりました。思いっきり発散したかった3年生の皆さんにとってはチョッピリ残念なことだったかもしれませんが、球技大会最後の全学年対抗ドッジボールでその分大きな盛り上がりを見せたようです。
球技大会開会式もグランドが使えないため学年ごとの開催で、私は中学3年の皆さんの開会式に参加しました。頭上にはフェンシングゴールドメダリストの大田雄貴氏を顕彰する横断幕があり、一種大きな感動に見舞われました。というのも、生徒達が座っているフロアーにはまさに太田選手の汗、涙が染み込んでいるわけです。感動の汗、悔し涙、やがてそれはオリンピックの優勝につながっていくわけですが、”平安”の底深さをまざまざと思い知らされました。
中学3年だけという少人数の前で、しかも球技大会というリラックスした場面でのアイサツとなったのですが、生徒達は「仏参」などでは見せない、生の表情を見せてくれました。感想は”面白いやつら”がぴったりです。ロクザエモンの名前に腹を抱えて笑った者、先生は六番目の子供ですか?とマジ顔で尋ねてきた者、私の一言一句に本当に感情豊かに対応してくれました。
本当に頼りがいのある、おもしろい、高校に進学しても立派に”平安の芯柱”になってくれると思われる生徒達です。
ガンバレ!! 負けるな!! 思いっきり中学最後の学年を楽しめヨ!!でも勉強もしろよ!! こんなエールをお贈りします。