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宗祖降誕会を勤修いたしました! 2019年05月27日(月)09時35分

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5月21日(火)午前10時から本館3階講堂で宗祖降誕会を勤修いたしました。なお、高校1年生は御本山での宗祖降誕会奉讃法要に参席させていただきました。
この日は本校の開校記念日でもあります。
また、正午からは礼拝堂で本校教職員の永年勤続表彰式典も、龍谷大学藤原副学長の臨席の下、開催いたしました。

浄土真宗を開かれた親鸞聖人は1173(承安3)年5月21日、京都の日野の里でお生まれになりました。日野の里では、江戸時代からご誕生をお祝いする行事が行なわれていたようです。
本願寺における宗祖降誕会、1874(明治7)5月21日、本願寺第21代宗主明如上人によって営まれました。現在では、5月20日・21日の二日間、法要をお勤めされています。<「宗祖降誕会」(西本願寺)より>
本校では、毎年5月21日に全校生徒・教職員による宗祖降誕会を勤修いたしています。

【式 次 第】
開 式 の 言 葉
1 行 事 要 文
2 献 灯 ・ 献 華
3 「 敬 礼 文 」・「 三 帰 依 」・・・ 導師焼香
4 「 さんだんのうた 」・・・ 校長、生徒代表焼香
5 「 念 仏 」
6 「 宗 祖 降 誕 会 の 歌 」
7   法 話 ・・・ 浄土真宗本願寺派布教使 花岡尚樹先生
8 「 恩 徳 讃 」
9 「 校 歌 」
10 合 掌 ・ 礼 拝
閉 式 の 言 葉

【行事要文】
写真平安時代の末期、政治は混乱を極め、戦乱が絶えることなく、天災が相継ぎ、人々は不安な生活を送っていました。そのような時代に、浄土真宗の宗祖親鸞聖人は、京都日野の里で誕生されました。1173年5月21日のことです。
親鸞聖人は、9歳の春、出家得度し、比叡山の僧侶となられ、およそ20年間学問と修行に励まれました。しかし、迷いを離れる道を見出すことができずにおられた29歳の時、法然聖人に出会われ、阿弥陀仏の本願を信じ、念仏する身となられたのでした。
念仏者、親鸞聖人の誕生でした。
その後、90年の生涯を終えられるまで、結婚して家庭をもち、妻を愛し子どもを育て、人間親鸞として人生を歩みながら、お念仏を喜ばれました。そして、いかなる人間でも、あゆむことのできる仏の道、南無阿弥陀仏のみ教えを、不安と苦悩の世に生きる人々に伝え広めていかれたのです。
親鸞聖人のご誕生からおよそ700年後の1876年、浄土真宗のみ教えを建学の精神に掲げ、本校は誕生しました。
本日は、お念仏の教えをお示しくださった親鸞聖人のご誕生をお祝いする行事であり、そのみ教えを建学の精神に謳う本校の開校記念を共に祝う日でもあります。

※ 上段右の写真はご本山での奉賛法要の様子です
※ 文中挿入写真は『鏡の御影』-西本願寺- です