本日、11月28日(木)は、高校3年生にとって最後の「仏参」の日となりました。中高一貫生は6年間、高校よりの入学者は3年間、原則として、週に一回、始業時に講堂に集合・正座してご本尊にお参りし、先生方の講話を聞いてきたことになります。
本日の講師の先生は、学年部長の西村了慶先生。講話の冒頭、西村先生から、次のような報告がなされました。
9月6日(金)7日(土)の文化祭で、3年生の各クラスが取り組んだ模擬店の収益合計約17万円(その他寄付金を含めた総額は 243,273円)は、浄土真宗本願寺派(西本願寺)の「Dana for World Peace -子どもたちの笑顔のための募金-」にお納めしました。この募金は、国外では西本願寺の関係機関などと連携して、貧困に苦しむ子どもたちを支援します。また、国内では子ども食堂や学習支援などの活動、児童養護施設などで暮らす子どもたちのために活用されます。
先にインターアクトクラブの歳末募金活動を紹介し、ご協力をお願いいたしましたが、「Dana for World Peace -子どもたちの笑顔のための募金-」のこともよくお知りおきいただきたいと存じます。
「お腹いっぱいご飯を食べたい!」切なる願いを抱く子どもが、5.6秒に一人の割合でなくなっている現実が世界にはあります。
※ ダーナ、दान、dānaは、梵語では「檀那(旦那)」といい、布施(ふせ)ともいう。他人に財物などを施したり、相手の利益になるよう教えを説くことなど、「与えること」を指す。すべての仏教における主要な実践項目のひとつである。