龍谷大学付属平安高等学校・中学校の生徒の皆さん、おはようございます。(現在20日午前7時40分)
お元気ですか? 体調に異常はありませんか? 体温を、朝夕、計っていますか? 私の今朝の体温は、36.2度、先ずはひと安心です。
5月20日、いよいよ全国高野連運営委員会が開催される日となりました。どうか夏の甲子園大会が開催されますように、たとえ無観客など異例の対応があるにしても、部員たちに試合ができますようにと願わずにはいられません。しかし、秋の国民体育大会までその開催可否が取りざたされているとか、生徒・部員の皆さんの安心・安全を考えると難しいのは百も承知していますが......。
安心・安全といえば、このコロナ禍で自転車の利用が広がっているとのことです。在宅時の気分転換や運動、買い物や通勤の足として、公共交通機関利用への不安からも活躍しています。反面、違反行為や高齢者・幼児の巻き添え事故も増加の傾向にあります。
学校再開に向けて、指導担当の先生方は、通学の足として自転車利用が増えるのではと心配しています。手軽で便利な自転車ですが、時には歩行者を死亡させたり大怪我を負わせたりすることもあります。
今朝の京都新聞の記事によると、神戸地裁は2013年、歩行者をはね重い後遺症をおわせた当時小学生の男児側に約9500万円の賠償を、東京地裁では14年、歩行者をはねて死亡させた男性に約4700万円の支払いを命じたとか。
また、昨年、市内北区のライトハウスに通所する視覚障害のある女性が、本校前大宮通の狭い歩道上で、歩道上を走る自転車のためにバス停から動けない、自転車が怖くて通所できない。生徒の皆さんにも、このような状況を見かけられたら声掛けをしていただきたい、もちろん自転車通行には万全の配慮をお願いしたいとの協力要請がありました。
便利で快適な自転車も注意を怠ると魔の凶器になりかねません。
京都市自転車安全安心条例では、交通安全指導と並んで未成年者利用の自転車への保険加入義務は、保護者の方々に課せられています。
生徒の皆さんの交通安全行動はもちろんのこと、保護者の皆様のご指導もよろしくお願いいたします。
ご家族をはじめご縁ある方々の大切な命を守る行動が望まれます!