平成24年度 防災訓練
実施日時 平成24年11月26日(月) LHR(14:30~15:20)
本日はあいにくの天候で実際の避難はいたしませんが、今から頭の中でイメージして、実際の状況をシミュレーションしてみてください。
「地震が発生しました。揺れがおさまるまで机の下で待機してください」
――― 30秒 想定 ―――
「揺れがおさまりました。速やかに避難を開始してください」
↓
・グランドに避難完了後、各担任はクラス状況を学年部長に報告してください。
↓
・各学年部長は全クラスの報告を受けたら、学年状況を副隊長に報告してください。
↓
・教職員は個々人で避難完了を副隊長に報告(名簿にチェック)してください。
○避難開始~完了迄 ※昨年実績 約10分【全校生徒約1500名および教職員約150名】
校長訓話
学校における防災教育は、自らの生命を大切にし、他の人々を思いやる心の教育と位置づけ、地域の安全に役立つための防災態勢を理解できることを目的としています。
この目的を具体化するために防災教育と、安全行動ができる防災訓練が必要なのです。
生徒一人ひとりが、自分の身を自分の努力によって守る(自己責任による自助の考え方)とともに、普段から顔を合わせているクラスの仲間が互いに協力し合いながら、防災活動に取り組む(助け合いという共助の考え方)が必要です。そして、この「自助」「共助」に学校の危機管理体制という「公助」が有機的に繋がることにより、被害の軽減を図ることが出来るのです。
特に、クラスメートや仲間が協力し合う体制や活動、つまり「共助」は、自主防災活動の中核です。
先ずは、災害・防災の正しい知識を習得することから始まるわけですが、その前に日々の学校という生活空間について、防災の視点から避難経路等を確認しておかなければなりません。そして、何より「人を知る」ことが重要な鍵を握っています。つまり、クラスの人数など、誰がいないとか、そのような関係をつくっておくことが大切となります。
今回予定していた防災訓練は、地震を想定した避難訓練です。したがって、直ちに安全な場所への避難が必要になります。この訓練における注意点は
①避難指示の伝達 ②避難生徒人数の確認 ③安全な避難方法の訓練 ④避難経路の確認というものでした。
本当に地震など災害が発生した時、正確で迅速な情報の収集と伝達活動が欠かせません。いかに冷静沈着な行動がとれるかということです。本当に災害が起こっては困りますが、これだけはどうしようもありません。万が一にそなえ、今日のこの時間が意義あるものとなりますよう願っております。