京都府に4月12日(水)からまん延防止等重点措置がとられて10日がたちました。昨日(4月22日)の新規感染者数は148名。大阪も連日1,000名越えの感染者数が報告されています。一向に重点措置の効果が見えてきません。変異株ウイルスの猛威をつくづくと思い知らされます。
本校も、この重点措置発令以来、さまざまな感染症予防に有効とされる”制限”を生徒の皆さんの諸活動に加えてきました。授業でのグループワーク、音楽の授業での管楽器演奏や合唱、理科での実験、家庭科での実習等々、すべて自粛しています。また、クラブ活動は校内のみで実施し、他校交流はすべて自粛し、活動時間も2時間以内です。とてもとても教育活動が正常に機能しているとは思えません。
その上、京都府からの新たな要請を受け、4月21日(水)からは通勤・通学時の密を避けるため始業を1時間遅らせ、40分授業として、生徒の皆さんの完全下校時間を午後5時としました。とうとう学校教育の根本である授業時間まで制限せざるを得ない状況です。
今日(23日)午後には、政府によって東京・大阪・兵庫、そしてこの京都にも「緊急事態宣言」が発令されるとか。「緊急」もこれだけ繰り返されると「緊張」が伴わなくなることが心配です。
緊急事態宣言は、明日24日(土)から5月11日(火)までの予定だとか、学校も短縮授業等の対応を延長せざるを得ないのでしょう。本当に非常事態です。
拙宅の 藤 の花が満開となっています。昨年は、休校期間中の5月3日にこのブログで紹介させていただいていますが、今年は2週間早く満開となりました。冬後半の暖かさが影響したのかも知れません。
藤 の花言葉は「優しさ」!
いま、私たちに必要なのは、この優しさです。ご縁あって結び合う家族や友人をこのコロナ禍から守るのは、他者を思いやる優しい気持ち。それは自分自身への「厳しさ」から生まれると思います。
ゴールデンウィーク期間中、不要不急の外出制限や商業施設・酒類提供の飲食店への休業要請があるともいわれています。立て続けの我慢、がまん、ガマンの連続ですが、ここはグッとガマンして、一時も早い社会の正常化に尽くしたいと思います・・・・・・。
他者には優しく! 自分には厳しく!!