2021年、昨年のような一斉休校こそなかったものの新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けた1年でした。十分な教育活動が展開できたかというと決してそうではありませんでした。特に高校3年生の皆さんは、本年2月に予定されていた研修旅行も実施できずに、そのまま自らの進路実現に邁進する3年生に進級し、現在に至るまで懸命の努力を続けています。
100年に一度といわれる新型感染症の大流行。多分にもれず本校からも多くの生徒の皆さんが感染者や濃厚接触者となって日常の生活に大きな影響を受けました。保健所、特に京都市保健所に皆さま方には本当にお世話になりました。昼夜を問わず何時に連絡させていただいても必ずご対応いただきました。本当に、本当にありがとうございました。
まるまる2年にも及ぶコロナ禍、いまもまたオミクロン株の市中感染が取り沙汰されています。新年こそは希望に満ちた明るい1年となることを念願していますが、未だ先行きは不透明です。こうした状況の中でも、生徒の皆さんは堂々と” てっぺん ”目指して不断の努力を積み重ねています。そのいくつかをここに紹介して、来る新年への希望をつなぎたいと思います。
□ 第21回全日本チアダンス選手権大会
12月12日(日)、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで実施されたこの選手権大会(ALL JAPAN CHEER DANCE CHAMPIONSHIP 2021、主催:一般社団法人日本チアダンス協会、後援:スポーツ庁(決勝)・日本学生チアダンス連盟・毎日新聞社他)でチアダンス部-MADDERS-がPom部門高校生Large編成で第1位!惜しくもグランプリは逃したものの堂々とした全国優勝です。22日(水)昼休みに主将の山千代結衣さんとチームリーダーの柴田華さんが校長室まで戦績報告に来てくれました。写真はその時のものです。
おめでとうございました!
□ 第74回全日本フェンシング選手権大会(団体戦)
12月17日(金)、栃木県上三川町体育センターで開催されたこの選手権大会(主催:公益財団法人日本フェンシング協会他、後援:栃木県・栃木県教育委員会他)の女子フルーレ団体戦で、本校フェンシング部の村井千裕さん、飯村彩乃さん、岸本鈴さん、岡田彩希さんのチームが並み居る大学生チームに伍して見事に3位入賞を果たしました。ちなみにこの大会のベスト4入賞チームは日本体育大学、日本女子体育大学、朝日大学と本校のチームです(優勝は日本体育大学、準優勝は日本女子体育大学、三位が龍谷平安、4位は朝日大学でした)。準決勝は日本体育大学との対戦でしたが、スコアポイント45対43の僅差で涙をのんだとのことです。しかし、本校チームは高校1年生と2年生のチーム、来年の全日本制覇は決して夢ではありません!
おめでとうございました!
□ ぶらすの玉手箱 18th
12月19日(日)、吹奏楽部が「ぶらすの玉手箱(ぶらたま)」という演奏会を本校講堂で午後3時から開催しました。本校吹奏楽部は、第34回京都府マーチングコンテスト金賞受賞や第48回関西マーチングコンテスト受賞歴を誇るそうそうたる実績を挙げています。当日は保護者の方々をはじめ200名以上の皆さまがその演奏を楽しまれていました。充実した年末のひとときであったろうと思います。
年度末3月の定期演奏会がますます楽しみになってきました!
コロナ禍を吹き飛ばすような12月の生徒の皆さんの大活躍の様子をお伝えしました。
年が明けると2月には中学生の English Day が予定されています。また、8月に開催される全国高等学校総合文化祭東京大会には「写真部」と「合唱部」がその出場参加を京都府から推薦されています。
全国で羽ばたく龍谷平安、来年こそ生徒の全力発揮に何の妨げもない一年となりますことを、心より念願いたします!
数々のご協力とご支援、本当にありがとうございました!!