2013/03/18
第85回記念選抜高等学校野球大会(甲子園)出場 壮行会
校長挨拶
春の彼岸の入りを迎え、厳しかった寒さで開花の遅れていた校庭の紅梅も見事に満開を迎えています。本当に暖かくなり、正に球春目の前というところであります。本日、本校硬式野球部の第85回記念選抜高等学校野球大会出場壮行会を挙行いたしましたところ、毎日新聞社京都支局長 小笠原敦子 様、京都府高等学校野球連盟会長 北村 聡 様、浄土真宗本願寺派総務 桑羽隆慈 様、龍谷大学副学長 池田 勉 様、本校硬式野球部OB会長 山本康裕 様をはじめ多数のご来賓のご臨席を賜り、理事長とともに衷心より御礼を申し上げます。また、ご本山阿弥陀堂で壮行会を挙行させていただくにあたり、ご本山職員のみなさまには、たいへんご尽力をいただき心より感謝申し上げます。ご出席いただきましたみなさま方におかれましては、平日のお忙しい中、また、お足元の悪い中、お越しいただきまして誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
お陰さまで、硬式野球部が昨年の夏に引き続き2大会連続となる選抜大会に37回目の甲子園出場を果たしてくれました。昨年の夏の壮行会の際、龍谷大平安としての黄金時代を築く、プロローグになってくれることを願っています、というご挨拶をさせていただきましたが、龍谷大学付属としては初めての選抜大会出場ということになり、正に黄金時代に入った証ではないかと思います。
さて、実は、本校、夏の選手権は3度の全国優勝を果たしておりますが、春の選抜大会では、37回の出場は誇っているものの未だ優勝は一度もありません。まだまだ若いチームではありますが、是非とも決勝の舞台で「むらさきにおう雲のかなた……」校歌を聴きたいと思います。ご声援の程宜しくお願い申し上げます。
最後に、このような嬉しい知らせが飛び込んでくる反面、残念な事件等が、絶え間なくニュースで報道されているのも現実です。月並みかもしれませんが、今、こうして今日のこの日が迎えられたことを、心から「ありがたい」と感謝し、みんなに支えられてはじめて自分がここにあるのだということを忘れることなく、甲子園では、自分を信じ、仲間を信じ、監督を信じ、頂点まで駆け上がってくれることを、心から期待いたしまして、私の挨拶といたします。本日は本当にありがとうございます。