HEIAN BLOG 校長 BLOG

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2016年度センター試験 出陣式 2016年01月14日(木)14時49分

       2016/01/14 13:00~ 於、第一会議室

校長より激励
 元旦開けの1月3日からセンター試験直前演習が始まりました。その際、『克己心』というたいへん力強い草川先生の書が、前に掲げられました。
 この言葉の意味をみなさんはよくご存じだと思いますが、『法句経』に「戦いで百万の敵に 勝つひとよりも ひとりの自己に 克つひとが まことに最上の 勝利者よ」と記されています。【ダンマパダ(法句経)】
 この『克己心』の内側にあるものは「自分を高めたい。自分に打ち克ちたい」という熱意です。
 センター試験は、クラブ活動で言うと、予選のない全国大会にあたります。ただし、敵という対戦相手はいません。敵は、自分の内なる「不安」とか「焦り」です。どうぞ、自分の内なる「不安」や「焦り」に打ち克って、やるだけのことはやったという自信を持ってセンター試験に挑んでください。
 もし、「不安」や「焦り」を少しでも感じた時の打開策を教えます。
さあ、みなさん、「立ち上がって両腕を上げ、大きく伸びをしましょう」。全身が伸びて、体がスッキリしませんか?実は「体と心と呼吸は、繋がっていて、互いに影響し合っている」のです。それが証拠に私たちは、自信があるときや元気なとき、背骨を伸ばしまっすぐ前を見ているでしょ。逆に、不安で落ち込んでいるとき、背骨を丸め、うつむいていることが多いでしょ。
 もし、「不安」や「焦り」を少しでも感じたら、試してみてください。「まっすぐ垂直に立ちます。そして、背中の後ろで手の指を組んで胸を開きましょう。肩甲骨と肩甲骨を真ん中に寄せるようにします」。こうすると明るく前向きな気持ちになり、元気がわいてきます。体の形を変えるだけで、心が自然に変わるのです。
 この正しい姿勢がいかに大切かということは、解剖学に基づいたちゃんとした意味があります。骨格と筋肉の配置が整い血流が良くなるので、酸素が肺にたくさん取り入れられるため、細胞が活性化し、勉強や仕事がはかどるのです。
 「さあ、もう一度伸びをしましょう」。気分はどうですか?「姿勢を正して、胸を開くこと」「深呼吸をすること」、ぜひ試してみてください。
 どうぞ、やるだけのことはやったという自信を持って、特に、難しい問題に直面した時ほど、今までの努力を思い出し、それを最大限に発揮してください。
 みなさんの健闘を心から念じております。頑張ってください。

平成28年 修正会 2016年01月05日(火)14時44分

平成28年 修正会〔しゅしょうえ〕
                2016(平成28)年1月5日 午前10時~ 於、礼拝堂

学 校 長 挨 拶
 新年あけましておめでとうございます。
 さて本校もここ十数年で大きな変化を遂げました。振り返りますと、明治9(1876)年滋賀県彦根の地に「金亀教校」として創立されましてから126年間男子校であった平安が、2003(平成15)年に男女共学となりました。さらに5年後の2008(平成20)年に龍谷大学付属平安中学校・高等学校と校名を変更いたしました。そして、昨年4月1日学校法人平安学園は学校法人龍谷大学と法人合併し新たな歩みをはじめました。
 いよいよ、本年2016(平成28)年、創立140周年を迎えます。
 昨年の11月6日平安同窓会の理事会・懇親会を開催いたしました。この理事会に向けて、現在、理事をお願いしております同窓生に改めて平安同窓会の理事委嘱状をお贈りさせていただきました。同窓のみなさまは母校に対して熱い思いを持ち続けていただいていることをあらためて深く感じさせていただいたことであります。お陰さまで昨年の同窓会は女子の卒業生も含めて、過去にない人数の同窓生にお集まりいただきました。
 そこで、本年11月12日(土)に140周年の記念式典と記念祝賀会ならびに記念同窓会を開催する予定であるとのご報告をいたしました。先生方にもご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 では少しだけ卒業生についてお話いたします。現在の卒業生総数は41,947名 (2015年3月卒業まで)であります。そして平成15(2003)年男女共学の1期生が2006年3月に卒業しましたが、そこからの女子の卒業生が1,315名です。平安同窓会の理事が983名うち常任理事が123名であります。お知りおきください。
 さて、クラブ活動では、硬式野球部が選抜大会に4年連続40回目の出場が期待できます。フェンシング部・卓球部・柔道・陸上競技部も選抜大会に出場します。チアダンス部も、全国ダンスドリル大会に出場します。その他、軟式野球・剣道・アメリカンフットボール・バドミントン(乙訓を破り京都2位!)・ハンドボール・ゴルフ(中野恵里花)も頑張っています。文化部では、コンクール・マーチング共に金賞、マーチングでは関西大会銀賞の吹奏楽部、個人で全国大会出場を果たした競技かるた部、その他、写真部・ネイチャー部・茶道部・インターアクト(カンボジア研修)・書道も頑張っています。華道部(仏花)と合唱部(敬礼文・三帰依導師)は宗教行事等でも活躍してくれています。
 いずれにしましても、中高併せて1800人の生徒の中には色々な背景による悩みもたくさんあることも事実ですが、振り返ってみると、みんな元気に頑張った昨年一年であったと思っています。
 先生方には、束の間のお正月休みでしたが少しはゆっくりしていただけましたでしょうか。そのお正月も3日からセンター入試直前演習でお世話になっている先生方には本当にありがとうございます。いずれにいたしましても、あらためまして、みなさん本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 昨年の修正会で「心の健康の育て方」について、お話しさせていただきました。私たちは、日々を健やかに過ごしたいと誰もが願っていますが、そもそも「健やか」とか「健康」とは何でしょうか。近年、若い世代を中心に、「新型うつ」と呼ばれる問題が広がっています。小さなストレスから無断欠勤したり、医者から診断書を取り何度も休職を繰り返したりする若者です。
 こうした心の健康(メンタルヘルス)の問題の多くが、日常的なストレスから生ずるようになった昨今、もはや、原因は何かだけではなく、「SOC(首尾一貫感覚)」を高める事の必要性をお話いたしました。
 SOCを思い出してください。SOCは「理解可能感」「処理可能感」「有意義感」で構成されていました。つまり、(わかる感)(できる感)(やるぞ感)で、これは、いずれも厳密には根拠のない自信であり、自分の置かれている社会に対する、基本的信頼感であります。
 この(わかる)(できる)(やるぞ)というのは、結局は、自分自身が何ごとにも前向きに積極的に考えること、つまり、自分に自信を持つことが必要になってきます。しかし、この(わかる)(できる)(やるぞ)と思えることの裏付け・根拠が大切です。それが親密で安定した人間関係です。難しい状況や理解できない状況も、(わかる)(できる)(やるぞ)という自信だけではどうすることもできないことでも、周りに信頼できる仲間がいるというだけで、その難局を乗り越えることに格段の違いがでてくるのです。
 ということで、自己中心性から発せられる愚痴ではなく、本当の意味でざっくばらんに仕事上の悩みが話せ、それを聞いてもらえる風土と環境を備えた仲間という集団づくりを今年の平安は目指したいと思います。そして、生徒たちには「仏さまを悲しませない生き方」を心がけて日々を送って欲しいと願っています。
 2016(平成28)年、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
      龍谷大学付属平安高等学校・中学校 校長 燧土勝徳

今月の言葉《宗教教育係》 2016年01月05日(火)13時00分

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1月
 今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
 今月の聖語 ・・・ 学校正門 聖語版

御礼 第4回 学校説明会 2015年12月06日(日)16時39分

2015年12月6日(日)本校講堂におきまして『第4回学校説明会』を開催いたしましたところ、午前10時~(中学受験生対象)約100組、午後1時~(高校受験生対象)約350組の生徒・保護者のみなさまにご来校いただきまして心より御礼申し上げます。

学校長挨拶
 本日は本校の「2016年度入試の学校説明会」に休日にもかかわりませずお越しいただきまして誠にありがとうございます。
 さて、本校は、1876年(明治9)年に創立されました浄土真宗本願寺派の宗門の学校です。来年140周年を迎えようとしていますが、創立以来、浄土真宗、親鸞聖人のみ教えに基づく心の教育を貫いております。
 この宗教的情操教育を「こころの幹(き)」として示しておりますが、一般的に言うところの知・徳・体「知育」「徳育」「体育」の三本柱が、龍谷大平安では並立してあるのではなく、あくまでも「浄土真宗の精神」を学ぶ「徳育」、本校では宗育と言っていますが、この「宗育」こそを、教育の根幹としているのです。
 その幹から「知育」「体育」の枝が伸び、そこに体力や学力の向上、あるいは夢の実現という花が咲くのです。知性を磨くことや体育に精一杯の汗を流すことはもちろん大事なことですが、それ以上に大切なことは自分のありのままの姿をしっかりと見つめることです。
 その姿勢があってこそ、浄土真宗にふれることができ、そこで初めて人間として正しい生き方、いかなる困難にもくじけることのない強い生き方ができるようになるのです。知性の開花も体育の充実も、その上に成り立つものであることを知ってください。
 ところで、みなさんは、「IQ」(知能指数)や「SS」(偏差値)という言葉は知っていますね。昨今の社会は、こうした数字で人をはかろうとします。しかし、数字では表すことのできない大切なものがあります。
 たとえば、「EQ」という言葉を聞いたことはありますか?「EQ」とは、「こころの知能指数」あるいは、「こころの知性」と呼ばれるもので、現代社会を生きる力の指数をいいます。指数といいましても、「EQ」の「E」は英語のEmotional「情緒や感情」、つまり「こころ」のことですから数字で表すことはできません。実は、この「こころ」を育てることこそが、仏教的なものの見方のできる人間を育てる道であり、それが本校の「徳育」(宗育)に他ならないのです。
 具体的に言えば、みなさんの心に「思いやりの心」を育て、「素直で謙虚な心」を育む。そんな豊かな心をもった人間に育ってほしいというのが、本校の願いなのです。
 しかし、「徳育」と言ってもなかなか伝わりにくいので、日常の心得として、さらに具体的に「ことば・じかん・いのちを大切にする生き方を学びましょう」と呼びかけているのです。
 龍谷大平安がこれから140年、さらに、その先も変わることなく目指すのは、「目に見える華やかさではなく“目に見えないもの”の本当の大切さ」に気づくことであります。
 本校の生徒手帳には、学校の年間スケジュールが全て書き込まれており、日常の自己管理のツールとして活用させておりますが、この3年間で『遍照・智慧・慈悲』と一年ごとに記す言葉を変えて私の書を記してきました。「相手の心を深く洞察し、人の痛みや気持ちが理解できる心を持ちましょう。というのが生徒達に伝えたい思いです。仏さまの『智慧』に少しでも近づく心を育むこと、そんな教育を目指しております。」
 来年で創立140周年を迎えますが、歴史と伝統の中で培ってきた仏教精神を再確認しながら、人として一番大切にすべきこと、さらには本当の意味での心を磨いてもらいたいと願っているところであります。
 西本願寺のお膝元で、仏さまを悲しませない生き方を心掛けて過ごす6年間や3年間は、みなさんに仏教的なものの見方や考え方が、自然と身についているのです。それが、龍谷大平安で学ぶことの意義でもあります。
 本日は、お忙しい中、お越しくださいまして誠にありがとうございます。

今月の言葉《宗教教育係》 2015年12月01日(火)07時34分

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12月
今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
今月の聖語 ・・・ 学校正門聖語板

御礼 第3回 学校説明会(高校受験生対象) 2015年11月15日(日)16時43分

2015年11月15日(日)午後1時から本校講堂におきまして『第3回高校受験対象学校説明会』を開催いたしましたところ、約350組の生徒・保護者のみなさまにご来校いただき心より御礼申し上げます。

学校長挨拶
 本日は本校の「2016年度入試の学校説明会」に、休日にもかかわりませず、お越しいただきまして誠にありがとうございます。
 本校は、1876年(明治9)年に創立されました浄土真宗本願寺派の宗門の学校です。来年140周年を迎えようとしていますが、創立以来、親鸞聖人のみ教えに基づく心の教育を謳ってまいりました。
 さて、私が校長職に就きました3年前、「こころの知性(EQ)」を磨こうと、子どもたちに話しました。その時のベースになったのが、米国の心理学者 ダニエル・ゴールマン という人がお書きになった『EQ―こころの知能指数』と題された一冊の本です。
 ゴールマンは、「他の人への思いやりの心をもつことは、人生や社会生活では非常に大切だ」と語っています。彼が、「思いやりの心」というとき、英語でコムパッション(compassion)という言葉を使っていますが、これは慈しむ心のことです。
 「こころの知性(EQ)」として大切なものは、他人への思いやりの心をもつことで、その思いやりの心は、すなわち、慈しみ寄り添う慈悲の心ということになります。
 本校の面倒見の良さは、子どもたち一人一人にしっかりと対峙し、寄り添う心を、決して迎合するのではなく、こうした眼差しで子どもたちをあたりくまなく照らし続けているからであります。
 龍谷大平安がこれから140年、さらにその先も変わることなく目指すのは、まさに、知・徳・体の知育・体育の土台となる徳育、宗教的情操教育、心の教育の実践であります。本校がめざすのは、「目に見える華やかさではなく“目に見えないもの”の本当の大切さ」に気づくことであります。
 本校の生徒手帳には、学校の年間スケジュールが全て書き込まれており、日常の自己管理のツールとして活用させております。その中に、毎年テーマを掲げて、私の書を記してきました。
 まず、仏さまの智慧と慈悲の光が遍く世界を照らす「遍照」そして、他の人への思いやりの心をもつことの「智慧」その思いやりの心は慈しむ心ということで「慈悲」と一年ごとに記す言葉を変えてきました。今年度はその集大成として校内のスローガンを~智慧と慈悲~といたしました。「相手の心を深く洞察し、人の痛みや気持ちが理解できる心を持ちましょう。というのが生徒達に伝えたい思いです。仏さまの『智慧』に少しでも近づく心を育むこと、そんな教育を目指しております。」
 来年で創立140周年を迎えますが、歴史と伝統の中で培ってきた仏教精神を再確認しながら、人として一番大切にすべきこと、さらには本当の意味での心を磨いてもらいたいと願っているところであります。
 この心を磨くということは、命を磨くということであります。私たちの「いのち」は、多くの命の恵みをいただいて生かされている「いのち」であり、父や母などの多くの人たちに願われ支えられた「いのち」であり、阿弥陀さまの願いのかけられた尊い「いのち」であります。そんな尊い「いのち」を預かっているのだから、粗末にはできません。ありとあらゆる「いのち」が尊いのだと気づき、自らの人間性を育てていきなさいということなのです。こうした「いのちに対するめざめ」こそが建学の精神の教えるところであり、これによってすべてのものに感謝する生き方が生まれるのです。また、「ことば」や「じかん」を大切にする生き方も身についてくるのです。みなさんに、そんな人間に育ってほしいというのが、本校の願いです。
 西本願寺のお膝元で、仏さまを悲しませない生き方を心掛けて過ごす3年間は、みなさんに仏教的なものの見方や考え方が、自然と身についているのです。それが、龍谷大平安で学ぶことの意義でもあります。
 是非とも学校選びの一番に本校をあげていただきますよう切にお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。
 本日は、お忙しい中、お越しくださいまして誠にありがとうございます。

御礼 平安同窓会 理事会・懇親会 2015年11月09日(月)09時36分

平成27年11月6日(金)17時30分よりリーガロイヤルホテル京都に於いて平安同窓会理事会・懇親会が開催されました。約110名の卒業生が集った懇親会では、恒例の本校卒業生でシンガーソングライター佐々木清次さんが歌を披露してくださり、さらに女子で平成23年卒業の丸山弥久さんが歌を披露してくれました。大盛況のうちにあっという間の2時間でありました。同窓のみなさまに心より御礼申し上げますとともに、来年140周年を迎えます「龍谷大平安」に今後ともご尽力賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2015(平成27)年 校友関係物故者追悼法要 2015年11月02日(月)15時22分

学校長挨拶

 本年度は学園関係者およびそのお身内の方々が30名お亡くなりになられました。本日はその方々を追悼する法要を勤修し、これを機縁として私の生き方を学ぶという意義深い日であります。
 さて、それではお亡くなりになられた方々は、いったいどこへ行ってしまわれたのでしょう。そう思うと、悲しみどころか不安で、とても辛い気持ちになります。
 お釈迦様は『愛別離苦』と名付けて、私たちはこの世で愛する人と必ずお別れをしなければならないという苦しみを八つの思うようにならない苦しみの一つに数えられました。
 では、お亡くなりになられた方々は、どこへ行かれたのか?と言いますと、その答えは今、みなさんと歌いました追悼のうた『み仏に抱かれて』に歌われております。
 1番の歌詞には、君ゆきぬ「西の岸」とあります。
   彼岸は、西の方角にあるとされます。西方浄土のことです。
 2番の歌詞には、君ゆきぬ「慈悲の国」とあります。
   仏様のお心を表す言葉が慈悲です。人々をいつくしみ、苦しみを取り去る心です。   この心に満ちた国のことです。
 3番の歌詞には、君ゆきぬ「花の里」とあります。
   四季の花々が咲き競う美しい世界です。
 そして、本日は3番までしか歌っておりませんが、
 4番の歌詞には、君ゆきぬ「宝楼閣(たまのいえ)」とあります。
   仏説阿弥陀経には、宝石でできた建物が描写されています。
 つまり、この「西の岸」「慈悲の国」「花の里」「宝楼閣」の四つとも、お浄土・阿弥陀如来の国を指す言葉であります。亡くなられた方は、仏さまにすくわれてお浄土へ行かれたのです。すでに仏さまになっておられますからご安心ください…と歌われているのです。
 ですが、亡き方はお浄土にいき、それで終わりということではありません。親鸞聖人は「つつしんで浄土真宗を案ずるに、二種回向(えこう)あり。一つには往相(おうそう)、二つには還相(げんそう)なり」とお示しくださっています。
 すでに仏となられ、お浄土からの還相摂化(げんそうせっけ)のおはたらきにより、還相の菩薩となって私たちに、はたらきかけ慈悲の光を照らし続けてくださっているのです。分かり易くいうと、私が、亡き人々のことを案じていたのですが、実は、亡き人々の方から「いつまでも悲しんでばかりはおれませんよ!しっかり生きなさい!」と案じられている立場であったのです。
 このことに、一日も早く気づき、私のいのちを精一杯磨き輝かせる努力をしましょう。それが、いのちを大切にし、先に逝かれた方々に応える私の生き方であったことに気づくことになるのです。
 本日は、ようこそお参りいただきました。
 南無阿弥陀仏……

今月の言葉《宗教教育係》 2015年11月01日(日)08時10分

ファイル 180-1.pdf

11月
今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
今月の聖語 ・・・ 学校正門聖語板

中学校体育祭 2015年10月29日(木)17時59分

平成27年度 中学校 体育祭 学校長 激励のことば
 みなさん、おはようございます。
 暦の上では二十四節気の一つ霜降(そうこう)を過ぎました。「霜降」とは字の如く霜が降り、朝晩の冷え込みが厳しくなることを言います。本日ここに、その冷え込みを吹き飛ばすような爽やかな秋晴れのもと、体育祭ができますことを心より嬉しく思います。
 さて、いよいよ赤・青・白の三つの団に分かれての熱き戦いが始まります。赤団団長の平田君は「『勝てるように一生懸命がんばりたい』ビーバーは協力しながら生きていくのでぼくたちも協力してがんばる…」、青団団長の時任君は「『一生懸命頑張ります』絶対優勝できるように、全力でいくのでよろしく…」、白団団長の曽束君は「『すべてを薙ぎ倒す』~躍動への『魂』を燃やせ~ダンスではとびまわり、競技では『魂』を燃やす…」とそれぞれが意気込みを語ってくれています。正に今年、2015体育祭スローガン『燃えよ若人!勝利をつかめ!』のとおり、各団長の、熱きメッセージです。
 ただ忘れてはならないことがあります。それは勝つことだけが目的ではないということです。大切なことは「調和のとれた連帯感、協力し合う団結力」です。
 ここまで3年生のみなさんは、下級生をよく導き、まとめてくれました。この体育祭は、本当に学年を超えて友好を深められる素晴らしい機会だと思っています。それと生徒会のみなさん、ここまでの準備ありがとうございました。今日一日、宜しくお願いします。
 どうぞ、みなさんが「調和のとれた連帯感、協力し合う団結力」を持って、ケガの無いように一生懸命頑張ってくれることを願っています。
 最後になりましたが、平日にも関わりませず、朝早くからご観戦に駆けつけていただきました保護者のみなさま、誠にありがとうございます。ご家庭では見られない一面をたくさん見せてくれることと思いますので、今日一日、子どもたちにたくさんの声援を送っていただきたいと思います。何卒宜しくお願い申し上げます。