◇日本学生野球協会優秀選手
久保田昌也(捕手・一塁手)第94回全国選手権大会出場
◇京都府高等学校野球連盟優秀選手
高橋大樹 第94回全国高校野球選手権京都大会優勝
第94回全国高校野球選手権大会出場
◇日本学生野球協会優秀選手
久保田昌也(捕手・一塁手)第94回全国選手権大会出場
◇京都府高等学校野球連盟優秀選手
高橋大樹 第94回全国高校野球選手権京都大会優勝
第94回全国高校野球選手権大会出場
2013年1月16日(水)10:00~11:00中学・高校(1・2年生)を対象に、本校講堂にて「報恩講」を営みました。
「報恩講」について
浄土真宗の宗祖親鸞聖人は、1173年に誕生され、波乱に満ちた生涯にあって多くの人々にお念仏の教えをひろめられ、90歳でお浄土に往生されました。聖人の遺骨は京都大谷(東山五条・大谷本廟)に納められ、聖人の遺徳をしのぶ人々の聞法の集いがもたれるようになりました。本願寺第三代宗主覚如上人は、聖人の三十三回忌をお勤めするにあたり『報恩講式』をあらわされ、「報恩講」が営まれるようになりました。
報恩講とは親鸞聖人の教えによって、阿弥陀如来の教えに遇わせていただいたご恩に対して感謝の心をもって、聖人のお亡くなりになった日を機縁に聖人のご遺徳をしのぶ行事です。
報恩講は浄土真宗において最も重要な行事となっています。親鸞聖人のご命日は旧暦11月28日ですが、本願寺では新暦に改め、1月16日とし、1月9日から16日までの7日間にわたり、報恩講が行われています。 合掌
平成25年 修正会〔しゅしょうえ〕
2013(平成25)年1月5日 午前10時~ 於、礼拝堂
学校長法話
新年あけましておめでとうございます。
2013(平成25)年1月1日(火)の「本願寺新報」に掲載されていた内容をご紹介いたします。
Q普段は何気なく合掌しています そもそも合掌に意味はあるの?
A阿弥陀如来への感謝を表します
皆さんはテレビなどで、インドやタイの人が合掌して日常の挨拶をしている姿を見たことはありませんか? 両手を合わせ、相手を敬う姿はとても美しいですね。
阿弥陀如来へのご挨拶も、合掌で始まり合掌で終わります。合掌し礼拝(らいはい)することは、私を救ってくださる阿弥陀如来への感謝を表す姿です。人間の知恵では計り知ることのできない大いなる阿弥陀如来の智慧と慈悲のはたらきである「南無阿弥陀仏」の名号を称え、力まず自然な気持ちで手を合わせましょう。
合掌し礼拝することは、愚かな私の心を見つめ直す時間でもあります。現代では生活環境などの変化によって、お仏壇の前で合掌、礼拝する姿が家庭から消えつつあります。しかし、科学技術が発達し、すべてのことが人間の思い通りになると錯覚してしまいがちな現代にこそ、手を合わせる時間を持つことが大切なのです。合掌、礼拝する中で自分を見つめ、私を抱きとめ包み込んでくださる阿弥陀如来がいつもはたらいてくださっていることを味わい、自らを振り返る時間を持ちましょう。
今年もぜひ、日常生活の中で、お仏壇の前に座り、阿弥陀如来に合掌、礼拝する時間を持ってください。
私たちは、毎週の仏参や毎月の御命日法要で念仏を称えます。私たちが声に出して呼ぶ弥陀の号(みな)である「南無阿弥陀仏」は、実は仏さまの「おはたらき」により私の口を通して号を称えさせてくださっているのです。この声を私は耳で聞きます。これが「聞法(もんぼう)」です。我々が一番大事にしなければならないことで、仏の教えを聴聞することが大切なのです。
今、こうして私の話をご聴聞いただいております。話の中身はともかく、合掌し礼拝することは、私の心を見つめ直す時間でもあります。合掌、礼拝する中で自分を見つめ、私を抱きとめ包み込んでくださる阿弥陀さまがいつもはたらいてくださっていることを味わい、自らを振り返る時間にいたしたいと思います。
今年もぜひ、日常生活の中で、お仏壇の前に座り、阿弥陀如来に合掌、礼拝する時間を持ってください。そして、月曜日の教職員仏参や毎月の御命日法要にも是非ともみなさんお揃いでお参りください。何を隠そう、これが龍谷大平安の建学の精神であり、平安に身を置く私たちにおきまして一番大切なことであります。
一年のはじめにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
龍谷大学付属平安中学高等学校 校長 燧 土 勝 徳
12月御命日法要によせて
PHP12月号に掲載された相田みつをさんのことばを紹介します。
どんな雑草でも
時期がくれば
だまって
自分の花を
咲かせ自分の
実をつける
みつを
相田みつをさんは「ものごとには、時節因縁というものがあって、花を咲かせる時期になれば自然に花が咲く。だから、人と比べて早いだの遅いだの言ったってしょうがない」と言われています。
『佛説阿弥陀経』には「池中蓮華 大如車輪 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 微妙香潔 舍利弗 極樂國土 成就如是 功德莊嚴」と述べられています。
【現代語訳】池中の蓮華は、大きい車輪のようだ。その上、青色の蓮華には青光、黄色の蓮華には黄光、赤色の蓮華には赤光、白色の蓮華には白光があって、さまざまな色の蓮華はさまざまな色で輝き、さまざまな色に見えている。シャーリプトラよ。極楽国土には、このようにすぐれた性質の荘厳を成就する。
私たちは、とかく人と比較して優劣を付けてしまいます。そして、ついつい自分の都合で人を判断し、人を傷つけ、時には思い上がったり、落ち込んだりします。
大切なことは、ちょうど、私たちが子どもの頃に口ずさんだ童謡『チューリップのうた』の「赤、白、黄色 どの花見ても きれいだな♪」ということでしょう。
元本校宗教科講師 伊東順浩 先生が著された『いのち見つけた-群萌の輝き-』にこう述べておられます。
「人は顔かたちがそれぞれ違うように性格も能力もさまざまです。若い人、年老いた人、速い人、遅い人……しかし、その違いによっていのちの優劣はありません。みんな、尊いいのちを生きているのです。阿弥陀さまは、できる、できないの私たちの価値観を超えて、すべてのいのちに喚びかけてくださっています。」……と。
○ 日時 12月14日(金)16時30分~
○ 場所 礼拝堂
○ 法話 小川 信正 先生(法人事務局長)
◎ みなさん、お揃いでお参りください。
平安学園校友関係物故者追悼法要
本年度は学園関係者およびそのお身内の方々が33名お亡くなりになられました。本日はその方々を追悼する法要を勤修し、これを機縁として私の生き方を学ぶという意義深い日であります。
さて、それではお亡くなりになられた方々は、いったいどこへ行ってしまわれたのか…と思うと、悲しみどころか不安で、とても辛い気持ちになります。
お釈迦様は、『生老病死』という四苦に「愛別離苦(あいべつりく)」「怨憎会苦(おんぞうえく)」「求不得苦(ぐふとくく)」「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」という四つの思うようにならない苦を合わせて八苦とされました。この八苦の中に「愛別離苦」と名付けられる苦があります。私たちはこの世で、愛する人と必ずお別れをしなければならないという苦しみのことです。
それでは、お亡くなりになられた方々は、いったいどこへ行かれたのでしょう。その答えは、今、みなさんと歌いました追悼の歌『み仏に抱かれて』に歌われておりますので、味わってみましょう。
み仏に抱かれて
1.みほとけに 抱かれて
君ゆきぬ 西の岸
なつかしき おもかげも
きえはてし 悲しさよ
2.みほとけに 抱かれて
君ゆきぬ 慈悲の国
みすくいを 身にかけて
示します かしこさよ
3.みほとけに 抱かれて
君ゆきぬ 花の里
つきせざる たのしみに
笑みたもう うれしさよ
4.みほとけに 抱かれて
君ゆきぬ 宝楼閣(たまのいえ)
うつくしき みほとけと
なりましし とうとさよ
1番の歌詞は、君ゆきぬ「西の岸」です。彼岸は、西方にあるとされます。西方浄土のことです。
2番の歌詞は、君ゆきぬ「慈悲の国」です。仏様のお心を表す言葉が慈悲です。人々をいつくしみ、苦しみを取り去る心です。この心に満ちた国のことです。
3番の歌詞は、君ゆきぬ「花の里」です。四季の花々が咲き競う美しい世界です。
4番の歌詞には、君ゆきぬ「宝楼閣」とあります。仏説阿弥陀経には、宝石でできた建物が描写されています。
つまり、この「西の岸」「慈悲の国」「花の里」「宝楼閣」の四つとも、お浄土・阿弥陀如来の国を指す言葉であります。亡くなられた方は、仏さまに救われてお浄土へ行かれ、すでに仏さまになっておられますからご安心ください…と歌われているのです。
ということは、私が亡き人々のことを案じていたのですが、実は、亡き人々の方から「いつまでも悲しんでばかりはおれませんよ!しっかり生きなさい!」と案じられている立場であったのです。このことに、一日も早く気づき、私のいのちを精一杯磨き輝かせる努力をしましょう。それが、いのちを大切にし、先に逝かれた方々に応える私の生き方であったことに気づくことになるのです。
本日は、ようこそお参りいただきました。
2012/12/10(月)14:40~ 西本願寺御影堂にて
12月9日(日)午前10時~午後4時までブース形式の個別相談を実施しましたところ、中学約50組、高校約300組のご相談がありました。朝から寒気が厳しく小雪の舞う中、たくさんの方にご来校いただきまして誠にありがとうございました。これで、本校の入試説明会・オープンキャンパス・相談会の全てが終了いたしました。
受験生のみなさんには、これから最後の追い込みになりますが、ご健康には十分留意されますことを心より念じ申し上げます。
みなさま方には、時節柄ご自愛ください。良いお年をお迎えください。
校内カウンセリング研修会開催
校内教職員カウンセリング研修会を11月26日(月)16時00分~17時30分まで本校会議室で行いました。「教育現場で大切にしていること」というテーマで、京都市立花山中学校長澤田清人先生のお話しを聴きました。内容は下記の通りです。
Ⅰ「NHK教育テレビ『わくわく授業』の視聴と、人権劇から学んだこと」
Ⅱ 「子どもたちから学び、今も実践していること」
Ⅲ 「校長として実践していること」
耳と目と心で「聴くこと」。生徒、保護者を「信じること」。「粘り強く」生徒、保護者と共に歩むことを、澤田先生の実践から学びました。教師として、人間として、常に暖かいお気持ちで生徒や保護者と接しておられる先生のお話しに感動し、あっという間に予定の時刻となりました。雨で足下も悪く、校務多忙な中、澤田清人校長先生にはご来校いただき心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
平成24年度 防災訓練
実施日時 平成24年11月26日(月) LHR(14:30~15:20)
本日はあいにくの天候で実際の避難はいたしませんが、今から頭の中でイメージして、実際の状況をシミュレーションしてみてください。
「地震が発生しました。揺れがおさまるまで机の下で待機してください」
――― 30秒 想定 ―――
「揺れがおさまりました。速やかに避難を開始してください」
↓
・グランドに避難完了後、各担任はクラス状況を学年部長に報告してください。
↓
・各学年部長は全クラスの報告を受けたら、学年状況を副隊長に報告してください。
↓
・教職員は個々人で避難完了を副隊長に報告(名簿にチェック)してください。
○避難開始~完了迄 ※昨年実績 約10分【全校生徒約1500名および教職員約150名】
校長訓話
学校における防災教育は、自らの生命を大切にし、他の人々を思いやる心の教育と位置づけ、地域の安全に役立つための防災態勢を理解できることを目的としています。
この目的を具体化するために防災教育と、安全行動ができる防災訓練が必要なのです。
生徒一人ひとりが、自分の身を自分の努力によって守る(自己責任による自助の考え方)とともに、普段から顔を合わせているクラスの仲間が互いに協力し合いながら、防災活動に取り組む(助け合いという共助の考え方)が必要です。そして、この「自助」「共助」に学校の危機管理体制という「公助」が有機的に繋がることにより、被害の軽減を図ることが出来るのです。
特に、クラスメートや仲間が協力し合う体制や活動、つまり「共助」は、自主防災活動の中核です。
先ずは、災害・防災の正しい知識を習得することから始まるわけですが、その前に日々の学校という生活空間について、防災の視点から避難経路等を確認しておかなければなりません。そして、何より「人を知る」ことが重要な鍵を握っています。つまり、クラスの人数など、誰がいないとか、そのような関係をつくっておくことが大切となります。
今回予定していた防災訓練は、地震を想定した避難訓練です。したがって、直ちに安全な場所への避難が必要になります。この訓練における注意点は
①避難指示の伝達 ②避難生徒人数の確認 ③安全な避難方法の訓練 ④避難経路の確認というものでした。
本当に地震など災害が発生した時、正確で迅速な情報の収集と伝達活動が欠かせません。いかに冷静沈着な行動がとれるかということです。本当に災害が起こっては困りますが、これだけはどうしようもありません。万が一にそなえ、今日のこの時間が意義あるものとなりますよう願っております。