HEIAN BLOG 校長 BLOG

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祝 龍谷大平安亀岡グランドリニューアル 2012年11月18日(日)17時00分

「龍谷大平安亀岡グランド」リニューアル記念試合〈対中京高等学校(岐阜県)〉

校長挨拶より
 暦の上では立冬を過ぎ、そろそろコタツの恋しい季節かやってまいりました。本日ここに、龍谷大平安亀岡グランドのリニューアルにあたり記念試合を挙行いたしましたところ、ご来賓のみなさまのご臨席を賜り、たくさんの方にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。また、たいへん短い工事期間の中で施行にあたってくださいました業者様には本当に立派なグランドにリニューアルしていただき、衷心より御礼を申し上げます。
 さて、1970(昭和45)年10月14日この亀岡グランドは竣工いたしました。それから、実に、42年の長きにわたり、本校硬式野球部が地元のみなさんに見守られながら練習してまいりました。本日より、この亀岡グランドは、軟式野球部と中学野球部が、練習の拠点として活動いたします。どうぞ、地元のみなさま、OB諸兄には、硬式野球部同様、あたたかく見守っていただき、ご声援とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 さて、岐阜県の中京高等学校軟式野球部のみなさまにおかれましては、朝早くから遠路はるばるお越しいただき、球場のリニューアルに花を添えていただきましたこと、この上ない慶びであります。誠にありがとうございます。ご承知のとおり、中京高校は全国大会出場18回、優勝6回、準優勝2回という名門中の名門であります。中京高校と平安高校との全国大会での戦いを振り返ってみますと、1995(平成7)年、第40回選手権大会の1回戦に遡(さかのぼ)ります。延長14回2対1で平安が勝利をおさめベスト4に輝いております。この当時は、全国の参加校数は616校で代表校は18校でした。そして、次は3年後の1998(平成10)年、第43回大会の決勝戦です。今度は4対3で中京高校が勝利をおさめ、9回目の出場で3度目の全国制覇を果たしておられます。中京高校は、翌1999(平成11)年、第44回大会でも2年連続4度目の全国制覇を果たされ、その後も毎年のように全国大会に出場され、2006(平成18)年の第51回大会、2008(平成20)年の第53回大会では準優勝に輝いておられます。いずれも決勝戦の相手は、北関東代表栃木県の作新学院で、特に4年前の決勝戦は、延長15回、1対1で再試合、5対1で作新学院に惜敗いたしましたが、優勝に値する戦いぶりでありました。そして、この夏、2年連続6度目の全国制覇を果たされました。まさに平成の雄であります。因みに現在は全国の参加校数は475校で代表校は16校であります。この間、平安は、2003(平成15)年、第48回選手権大会の出場にとどまり、この度の亀岡グランドリニューアルを機に羽ばたいてくれることを願っております。また、全国高等学校軟式野球選手権大会は、今年で、57回を迎えましたが、昭和の時代に6度の全国制覇を果たした平安と平成になってから6度の全国制覇を果たされている名門中京高校をお招きしての記念試合ということで我々といたしましても感慨も一入(ひとしお)であります。
 この後、10時プレーボールの予定をいたしております。みなさま方におかれましてはお時間の許す限り、ご観戦いただき、どうぞゆっくりと楽しんでいただきたいと思います。

御礼 第4回 TEACCHプログラム研究会京都支部例会開催 2012年11月18日(日)08時30分

第4回 TEACCHプログラム研究会京都支部例会開催
TEACCHプログラム研究会京都支部主催「第4回例会」が11月17日(土)13時30分より京都社会福祉会館に於いて開催されました。「高等学校における特別支援教育」というテーマで、本校カウンセリング係主任(スクールカウンセリング推進協議会認定ガイダンスカウンセラー、京都府私学連合会・カウンセリング研究会委員長)の吉岡幸司が、下記の内容で講演し、参加者でシェアリングしました。
Ⅰ「発達障がいで苦しむ生徒の高校で起こるべき問題」
Ⅱ 「発達障がいについての高校での課題」
雨で足下の悪い中、ご来場いただきました。他校の先生方をはじめ、福祉関係者のみなさま、発達障がいで苦しむ保護者のみなさま。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

御礼 ドラゴンテスト 2012年11月17日(土)12時34分

「ドラゴンテスト(中学プレテスト)」を11月17日(土)8:30~11:30本校で実施いたしましたところ、528名のご希望があり、お受験いただきまして誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
12月9日(日)には第3回生徒・保護者対象入試相談会を開催いたします。午前10時より午後4時までブース形式の個別相談を行いますので、是非とも、龍谷大平安にお越しいただきますようお願い申し上げます。

11月御命日法要 2012年11月15日(木)17時00分

11月御命日法要によせて

 今年(平成24年)仏教伝道協会から『仏教入門 人生は丹精 ――まごころをこめて――』という一冊の本が発行されました。

釈尊は、この現実の世界を「苦」であるとみきわめ、それを乗り超える道を示されました。
この世において、どんな人にも成し遂げられないことが五つあります。
それは、
一つには、老いゆく身でありながら、老いないということ
二つには、病む身でありながら、病まないということ
三つには、死すべき身でありながら、死なないということ
四つには、滅ぶべきものでありながら、滅びないということ
五つには、尽きるべきものでありながら、尽きないということ
です。生まれた者は誰でもがやがて老い、病み、そして、死ぬときづいたとき、いたずらに悩み苦しむことになりますが、仏の教えを受けた人は、避けがたいと知るから、このような愚かな悩みを抱くことはないと、釈尊は、説かれました。
――(中 略)――
私たちは限りある身体と、いずれは滅びなければならない生命とに縛られている自己(自我)に執われて、それを日常生活の中心としているために、対立矛盾に悩まされ、迷いを離れることができないのですが、いつかはそれを超えて、正しい仏教的信証により本来の自由清浄なる仏の世界に帰入したいものです。

「まえがき」にはこのように記されています。これは、いわゆる「四苦」(生・老・病・死)のことで、人生は苦であるということであります。仏教では、一切は苦であるといい、この世は迷いの世界であるといいます。この「苦」とは、自分の思いどおりにならないことをいい、まさに、「老いること・病むこと・死ぬこと」は、自分の思いどおりにはなりません。
では、この世は迷いの世界であるわけですが、この人間社会が住みよい立派な社会となるよう、積極的に実践してゆかなければならないことが、次の四つです。
○他人に施しをすること
○腹を立てないでじっと我慢すること
○一生懸命努力すること
○何事にでも心を集中して、他のことにまどわされないこと
この四つのことを、常に心がけたいものです。

○ 日時 11月15日(木)16時00分~
○ 場所 礼拝堂
○ 法話 石原 光雄 先生(社会科)
◎ みなさん、お揃いでお参りください。

平安学園 同窓会 理事会・総会・懇親会 開催 2012年11月10日(土)10時00分

平成24年11月9日(金)リーガロイヤルホテル京都に於いて平安学園同窓会理事会・総会・懇親会が開催されました。約100名の卒業生が集った懇親会では、男女共学以来初めてのOGが十数名参加し、吹奏楽の生演奏や姉妹のタップダンスを披露してくれ、大盛況でありました。お世話いただきました同窓のみなさまに心より御礼申し上げます。

御礼 第2回オープンキャンパス  2012年11月05日(月)08時13分

「第2回 オープンキャンパス 2012」を11月4日(日)13:00~16:00本校で開催いたしましたところ、お陰さまで中高併せて約800組の方にお越しいただきました。お忙しい中、ご来校いただきまして誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
12月9日(日)に第3回生徒・保護者対象入試相談会を開催いたします。午前10時より午後4時まで個別相談会を実施いたしますので、是非とも、龍谷大平安にお越しいただきますようお願い申し上げます。

今月の言葉《宗教教育係》 2012年11月01日(木)19時29分

ファイル 43-1.pdf

【十一月】今月の言葉…各クラス教室掲示
    今月の聖語…学校正門 聖語板

仏参講話(中学生対象)より 2012年10月19日(金)09時40分

平成24年度 中学 仏参講話          10月19日(金)

みなさん、おはようございます。
 15日の後期始業式に、仏参の意義を改めてお話しいたしました。そして、仏参の意義に続いて、10月の今月の言葉、東井義雄さんの言葉を再確認いたしました。
「見えないところがほんものにならないと、見えるところもほんものにならない」
 東井義雄さんは、兵庫県出石郡の浄土真宗のお寺(東光寺)に生まれられ、その後、豊岡市の小学校に赴任され40年間に渡る教員生活を終えられました。その間、数々の教育功労賞等を受賞され、また、退職後も大学講師を務めながら、教育活動を続けられ、日本のペスタロッチーと言われた方であります。ちなみに、ペスタロッチーは、一言で言えば現代の小学校教育をつくった人と言えましょう。それでは、東井義雄さんの言葉をもう一つ紹介いたしましょう。
「見えないところで 見えないものが 見えるところをささえ 生かし 養い あらしめている」
本当はこうあらねばならないのに、人間って、どうして、エゴの塊なのでしょうね。エゴとはエゴイズムのことで、利己主義と訳され、自己中心的なことを言います。人はとかく、勝利すれば自分一人がやり遂げたような顔をし、褒められればこれまた自分一人が誇らしげに成し遂げたような顔をし、あさましいですね。私は、その人たち一人一人の努力を、決して否定しているのではありません。一生懸命、努力した結果として勝ちとったのでありますから、それはそれで素晴らしいことです。しかし、考えてみてください。人間が一人だけで出来ることというのはたかがしれています。結論的に言うと、だれ一人として、一人では生きていけないのです。みんなに支えられながら、みんなに助けられながら、生きているのです。今年の夏は、ロンドンオリンピックで日本中が盛り上がり、たくさんの日本選手がメダルを獲得しました。そのだれもが、インタビューで言うのが、「みなさんのおかげです。」「感謝します。」と口を揃えて言います。申し合わせているわけでも何でもありません。自分をギリギリまで追い込んで、世界のトップレベルで戦った人たちだからこそ、「見えないところで、見えないものが」、ひのき舞台の「見えるところ(のメダルを勝ちとった自分)を」支え、生かし、養い、あらしめていることを知っているのです。
 最近では、ノーベル医学・生理学賞を授賞された京都大学の山中伸弥教授もその一人であります。
 山中伸弥教授は、臨床研修医から研究者へなられた方ですが、研修医時代は、手術に手間どったり、点滴に失敗するなど“やまなか”ではなく“じゃまなか”と怒鳴られ「向いていない」と痛感したらしいです。その後、重症のリウマチ女性患者の全身の関節が変形した姿を見てショックをうけ、研究の道へ進まれました。生命科学研究の最先端 iPS細胞の研究は、再生医療に必須のものであります。日米の研究環境の違いでも、たいへんご苦労されて、半分うつ状態になられたこともあると聞いています。しかし、夢の実現に向けてのたゆまぬ努力によって、今回の授賞につながったということです。正に努力の人である、山中伸弥教授でも、授賞後のインタビューで「みなさまのお陰です」「家族の支えがあってこそです」「妻やみなさまに感謝です」と言われてました。
 それでは、今から33年前の1979年にノーベル平和賞を授賞されたマザー・テレサの授賞式の言葉を紹介しましょう。授賞理由は、長期間にわたる献身的な働きにより、苦しみのなかにいる人々に安息をもたらした、というものであります。それでは、スピーチの内容を紹介します。

祈りましょう
主よ 私は平和を伝える道具になりたい
憎しみには愛で応えます
罪には赦しの心で接します
争いには和をもたらし  過ちには真理を与えます
疑念には信頼で応え  絶望には希望を与えます
闇には光をもたらし  悲しみには喜びで応えます
癒されることより癒すことを
求められるように  なりますように
そして理解されるより  理解することを
愛されることより  愛することを
なぜなら
人は忘れるからこそ気づくのです
赦すからこそ赦されるのです
死ぬからこそ  永遠の命に目覚めるのです

 このマザー・テレサの言葉は、龍谷大平安で言う「EQ(こころの知性)」が、いかに大切かということを教えてくれています。私たちが、貪り欲すること、他人に対して直ぐに怒りの心を持つこと、直ぐに愚痴を言うことなど、そのどれもが受けとめる側のこころの有り様(よう)で、いかに、自分自身で自分の心をコントロールするかということです。受けとめる側のこころの持ち方ひとつですよ、ということでありましょう。仏教で言うところの「報恩感謝」ということになりましょうか。すべてのご恩に報い、感謝の心、合掌の心をもって接する、そういう「こころのあり方」を、しっかりと身につけて、人間力を高めて欲しいと思います。煩悩つまり欲望の塊である私たち凡夫には、たいへん難しいことではありましょうが、この人間力がしっかり身につけば、自ずと学力も向上し、素晴らしい人間に成長できます。それを、平安は君たちに期待しているのです。少しでもわかってくれたらありがたいです。これで今日の話を終わります。

10月御命日法要 2012年10月15日(月)12時12分

10月御命日法要によせて

 後期始業式の式辞で仏参の意義をお話しさせていただきました。私たちは念仏で南無阿弥陀仏を称えます。実は私たちが声に出して呼ぶ弥陀の号(みな)である南無阿弥陀仏は、実は仏さまの「おはたらき」により私の口を通して号を称えさせてくださっているのです。この声を私は耳で聞きます。これが「聞法(もんぼう)」なのです。我々が一番大事にしなければならないことで、仏の教えを聴聞することが大切なのです。仏参で先生方が話されることは、必ずしも仏の教えではありませんが、人生の先輩である先生方が、自分の経験から君たちに色々なお話しをしていただいてます。こうして、阿弥陀様の前で一週間に一度、聴聞の機会をお与えいただいていることに感謝して欲しいと思います。つまり龍谷大平安に学んで一番大事なことが仏参なのであります。講堂への入堂退堂に際しては、必ずご本尊に一礼をして、堂内では一切の私語を慎んでください。静粛の中で、朝のうたを静かに聴き、始業ベルを待ちましょう。そして、大きな声でお念仏を称えて、心を開いて先生方のお話を聴聞してください。10月の今月の言葉、東井義雄さんの言葉にありました「見えないところがほんものにならないと、見えるところもほんものにならない」他人が見ている見ていないに関わらず、このことを心掛けて欲しいと思います。と話しました。今月の言葉については、宗教教育係が、次のように説明してくださっています。
 私たちの日常を振り返ってみると、人が見ている時は頑張って取り組むことが出来ても、人が見ていなければ気を抜いてしまうことはあるのではないでしょうか。どんな場面でも自分の力を精一杯発揮しようとする姿は本当に美しいものだと思います。勉強・クラブ活動など学校生活で問われる場面は多々あるはずです。きっとクラスや学年、クラブ活動等でキラリと光っている人は、人が見ていないところで人一倍努力を重ねているはずです。見えないところが本物になるように、この言葉を日常の教訓として精進していきたいですね。
 これは、「学園報№17」に掲載させていただきました相田みつをさんのことばと重なります。再度、噛みしめたいと思います。

土の中の
水道管
高いビルの
下の下水
大事なものは
表に出ない          みつを

本当に大事なのは、目に見える表の部分ではなくて、陰の部分であるということです。
大事なものは 表に出ない 常に謙虚なこころを持ちたいものです。

○ 日時 10月15日(月)15時00分~
○ 場所 礼拝堂
○ 法話 東 弘道 先生(英語科)
◎ みなさん、お揃いでお参りください。

御礼 第2回生徒保護者対象学校説明会 2012年10月14日(日)17時00分

ファイル 39-1.pdf

2012年10月14日(日)午前10時より中学校入試、午後1時より高校入試の全体説明会ならびに個別相談会を開催いたしましたところ、中学受験が約70組、高校受験が約400組ご来校いただきました。多数のご来校、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。次回、11月4日(日)第2回オープンキャンパスを午後1時より4時まで開催いたします。是非とも、龍谷大平安にお越しいただきますようお願い申し上げます。