2021.8.10
前回のブログで、雷鳴が聞こえたら屋内または車内へ避難する!
というお話をしました。
でも、すぐ近くに建物などがない場合もあります。
そんなときはどうしましょう??
まず、優先するべき行動は、
建物の軒下や樹木などの近くから離れることです。
左図のように、落雷した物体の近くにいたら、
空気を介して通電する(側撃雷)恐れがあるからです。
特に、樹木へ落雷したときは、側撃雷を生じるリスクが高いため、
できる限り離れたほうが安全です。
もし、速やかに安全な場所への避難が難しい場合は、
右図のように、両脚をそろえてしゃがみ、両手で耳をふさぎます。
姿勢を低くすることで落雷を受ける確率を減らし、
両手で耳を保護して雷鳴から鼓膜を守ってくれます。
(☆雷しゃがみ)⇒
腕時計や金属製のアクセサリーを外したり、
スマホを体から離したりする必要はありません!
また、ゴムの長靴やビニール製の雨合羽を着用しても
安全性を高めることにはつながりません。
雷鳴が全く聞こえなくなってから30分以上経過すると
落雷のリスクは低くなり、移動を開始しても良いと言われています。
もしもの時に、正しく安全な行動ができるように
知識を身に付けておきましょう。
屋外での試合や練習、レジャーの際に、気象庁や日本気象協会などの雷レーダーを活用して
事前に雷雨のチェックをしておくことも大事ですね!