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平成28(2016)年度 御命日法要【11月】 2016年11月14日(月)08時13分

【ご案内】

このたびPHP研究所から、大谷光淳ご門主著述の『ありのままに、ひたむきに』~不安な今を生きる~【定価;本体600円(税別)】が発刊されました。  ※平成28年9月21日

まえがき
 私たちは日々、喜びだけでなく、さまざまな出来事に悩み、苦しみながら生きています。仕事上の行き詰まり、人間関係、あるいは病気など……。人生、よいときもあれば、悪いときもあります。どんなときも前向きに安心して生きていける、そんな心のよりどころがあればよいなと思っても、答えはなかなか見つかるものではありません。
 そんなとき、どこまでも自分を深く見つめた先人たちの教えは、素晴らしいヒントを与えてくれます。はるか昔、インドのお釈迦さまや、鎌倉時代の親驚聖人は、それぞれに自分自身を見つめられ悩み抜かれたすえに、世の中と人生のありのままの真理に気づかれました。その言葉は民族や地域、時代を超えて、真剣に生き、悩み続ける人たちの心のよりどころとなってきました。
 人はいま、平和を求めながらも互いに争い、豊かさを求めて、かえって貧しさと不安を拡大しています。自分の心の不安だけではなく、社会の矛盾に翻弄され、私たちはまるで不安の荒海を漂う小舟のようです。このような状況の中でも、振り回されることなく、生き抜くためにはどうすればよいのでしょうか。答えの一つが「日々の一瞬一瞬を、まずはありのままに受け止めて、そしてひたむきに精いっばい生きていくこと」だと思います。
 本書では、心の不安や社会の矛盾に振り回されることなく、「ありのままに、ひたむきに生きていく」という私の思いを語らせていただきました。強くなくてもいい。力がなくてもいい。悩みは「生きるよりどころ」を見つけ出す糸口にもなります。
 いま、さまざまな悩みをかかえておられるお一人おひとりにとって、この小さな本が、大きな喜びと幸せへのきっかけとなることを願ってやみません。


第1章一瞬一瞬を精いっぱい生きる
第2章困難な時代をともに生き、ともに歩む
第3章現代に生きる仏教の教え、親鸞聖人の教え

対談●遠藤保仁さん(ガンバ大阪)とともに
ぶれることなく思いを伝える ともに、よい方向をめざして
対談●大平光代さん(弁護士)とともに
親と子が安心できる社会に お寺をほっこりできる場に

あとがき 龍谷山 本願寺(西本願寺)について

おかげさまで ~140周年~ ありがとう“感謝”


11月 御命日法要 
○ 日時 11月14日(月)16時~
○ 場所 礼拝堂
○ 勤行のみ  ※ 終了後、臨時職員会議(専任教職員)
                         ◎ みなさん、お揃いでお参りください。