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平成28(2016)年度 御命日法要【4月】 2016年04月18日(月)20時26分

【ご案内】
 龍谷大学付属平安高等学校・中学校の「建学の精神」は「浄土真宗の精神」です。浄土真宗の精神とは、生きとし生けるもの全てを、迷いから悟りへと転換させたいという阿弥陀仏の誓願に他なりません。迷いとは、自己中心的な見方によって、真実を知らずに自ら苦しみをつくり出しているあり方です。悟りとは自己中心性を離れ、ありのままのすがたをありのままに見ることのできる真実の安らぎのあり方です。阿弥陀仏の願いに照らされ、自らの自己中心性が顕わにされることにおいて、初めて自分中心の勝手な考え方にとらわれるのではなく、広く柔らかな考え方ができるようになるのです。
 本校は、阿弥陀仏の願いに生かされ、真実の道を歩まれた親鸞聖人の生き方に学び、「真実を求め、真実に生き、真実を顕かにする」ことのできる人間を育てます。このことを実現するための日常の心得として以下の3つの「大切」を掲げています。これらはみな、建学の精神あってこその心であり、生き方です。
   ことばを大切に
     正確な言葉・やさしい言葉・ていねいな言葉
   じかんを大切に
     今という時間・青春という時間・人生という時間
   いのちを大切に
     いただいているいのち・願われているいのち・支えられているいのち

◎龍谷大学付属平安高等学校・中学校~「徳育(宗育)」の具現化
 本校では、日常の心得として「ことば・じかん・いのちを大切にする生き方を学びましょう」と呼びかけています。
 ことばは「お名号」のこと、じかんは「無常」のことで、この世のありとあらゆるものは時々刻々と移り変わることを意味しています。いのちは「お浄土」のことです。これを中学生にも高校生にもわかりやすい形でことば・じかん・いのちの三つを大切にということで示しています。いのち・じかん・ことばの順で説明いたします。
 まず、いのちについて説明します。私のいのちを考えてみますと、前生(生まれる前)・今生・後生(死んでから)と分けられます。その中で、私たちは、今生(こんじょう)だけをいのちと考えがちです。しかし、私は今生の限りある有限の生物的な生命を過ごしているにすぎないのです。父や母や祖父母などこの先祖のだれが欠けても生まれてこなかったいのちなのです。そう考えるとき、どうして私の誕生があったのかという前生(ぜんしょう)と、死んだあとはどこへ行くのかという後生(ごしょう)と、つまり、私たちのいのちは今生だけの限りある、そこで終わるいのちではなく、阿弥陀さまのおそばで無限の宗教的生命を得るのです。真実(まこと)の世界に生まれかわる、つまり、お浄土に往(い)って生まれる浄土往生なのです。
 次に、じかんについて説明します。先ほど言いました私たちは阿弥陀さまのおそばで無限の宗教的生命を得るということに気づくのは、今をおいてほかにはありません。時間とは無常です。諸行無常の理(ことわり)の通りです。「そのうちに」とか「いずれ」とか、明日があると思うから、今日、もっと言うなら、今、すべきことを先のばししてしまっていないでしょうか?仏教は「今」をどう生きるか、人として一瞬を悔いなく生きる、そのプロセスを大事にする教えです。(仏の教えではなく仏に成る教えです)
 最後に、ことばについて説明します。では、後生は往生浄土と、どなたが決めてくださったのでしょうか? それは阿弥陀如来になられる法蔵菩薩さまの18番目の本願に「衆生(しゅじょう)を仏にせずにはおれない」で約束されています。私たちは弥陀の号(みな)である南無阿弥陀仏を呼ぶのです。声に出すのです。実は仏さまの「おはたらき」により私の口を通して号を称えさせてくださっているのです。この声を私は耳で聞きます。これが「聞法(もんぼう)」なのです。
 以上をまとめますと、いのちを大切にする生き方は、すなわち、じかんを大切に生きる姿そのものであります。そして往生は臨終によって定まるのではなく、信ずる心「信心」が定まる時に定まるわけですから、私の口を通して発することばこそ、本当に大事にしなければならないのです。

…… おかげさまで 140周年 ありがとう“感謝”……

4月 御命日法要 
○ 日時 4月18日(月)16時~
○ 場所 礼拝堂
○ 法話 学校長
                         ◎ みなさん、お揃いでお参りください。

今月の言葉《宗教教育係》 2016年04月01日(金)09時00分

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四月
 今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
 今月の聖語 ・・・ 学校正門聖語板

今月の言葉《宗教教育係》 2016年03月01日(火)08時05分

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3月
 今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
 今月の聖語 ・・・ 学校正門 聖語版

今月の言葉《宗教教育係》 2016年02月01日(月)08時00分

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2月
 今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
 今月の聖語 ・・・ 学校正門 聖語版

今月の言葉《宗教教育係》 2016年01月05日(火)13時00分

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1月
 今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
 今月の聖語 ・・・ 学校正門 聖語版

今月の言葉《宗教教育係》 2015年12月01日(火)07時34分

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12月
今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
今月の聖語 ・・・ 学校正門聖語板

今月の言葉《宗教教育係》 2015年11月01日(日)08時10分

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11月
今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
今月の聖語 ・・・ 学校正門聖語板

10月 仏参 校長講話 2015年10月14日(水)08時55分

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2015年10月8日~14日中学生全学年・高校生各学年

今月の言葉《宗教教育係》 2015年10月01日(木)10時00分

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十月
今月の言葉 ・・・ 各クラス教室掲示
今月の聖語 ・・・ 学校正門聖語板

平成27(2015)年度 御命日法要【9月】 2015年09月14日(月)08時10分

【ご案内】
 今年度6月1日の平安保護者会役員会でお話しいたしました「本願寺新報」の姉妹誌「大乗」に連載中の「じいじからあなたへの手紙」(中川真昭)が、再び取り上げられていましたのでご紹介いたします。
 本紙の姉妹誌「大乗」に連載中の「じいじからあなたへの手紙」。童話作家の中川真昭さんが、何かおかしくなったと思う日常の風景を「いのち」の視点で振り返りながら、優しく「生」を問いかける。ツバメの話題があった。「村にたった一つのツバメの巣。何年もまえだったなあ。電線に押しあいへしあい、ズラリと並んで、南へかえる日をまっていたツバメたちのすがたもない…」
 「みんなでおゆうぎしているよ」と童謡に歌われるメダカも今や絶滅危惧種。これらは数多くの事例の一つに過ぎず、経済活動の増大は生物の環境に大きな影響を与えた。その激変ぶりは他のいのちを省みることなく「モノ」を追い求めた結果であり、便利社会にどっぷり浸かっていることの証し。
 私たちが失ったものの一つに「おかげ」と受け取るこころがある。四季豊かな自然の中で暮らし、その恵みをいただいてきた私たちは、その言葉に「さま」をつけ、さまざまな場面で感謝の気持ちを表してきた。そのこころは家庭でも代々受け継がれてきた。しかし、今はどうだろうか。
 今号では「食事のことば」も取り上げた。家庭環境の変化は無視できないが、子どもたちの「孤食」が増えてきているという。できるだけ食事は家族でとり、合掌し「いただきます」「ごちそうさまでした」と声に出したい。多くのご苦労と、尊いいのちを糧に今の私が生かされていることをこころに刻む。その第一歩が「食事のことば」の唱和だと思う。
           本願寺新報8月1日(土)コラム赤光白光より

 ●食前のことば
  多くのいのちと、みなさまのおかげにより、このごちそうをめぐまれました。
  深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。
 ●食後のことば
  尊いおめぐみをおいしくいただき、ますます御恩報謝につとめます。
  おかげで、ごちそうさまでした。


9月 御命日法要 
○ 日時 9月14日(月)16時~
○ 場所 礼拝堂
○ 法話 西村 了慶 先生
            ◎ みなさん、お揃いでお参りください。