下京税務署の方にお越しいただき、税についての作文の表彰式が行われました。
中学3年生の
長谷川 智亮さんが
下京納税貯蓄組合連合会 奨励賞を受賞しました!!
おめでとうございます。
今年も本願寺からご講師が出向され、今朝の仏参は本願寺派布教使の平尾あゆみ先生でした。そして、阿弥陀如来さまのお心をお話されました。阿弥陀さまは大いなるお慈悲の仏さまで、私たち一人ひとりの幸せをご自身の幸せと、私たちの悲しみや苦しみをご自身の悲しみと苦しみと受け取ってくださるお方です。
平尾先生は、小児科医の駒沢勝先生の本を読まれ、駒沢先生の「人が人の悲しみに寄り添う姿勢には、二つの視点がある」という言葉を紹介されました。寄り添うという姿勢には、「対治」と「同治」あるそうです。「対治」とは、目の前で悲しんでいる人がいたら、「元気出して、明日にはいいことがあるさ」と励ましながら寄り添うことです。「同治」とは、目の前で悲しんでいる人がいたら、同じように涙をながしながら「辛いね、悲しいね」と同じ時間を過ごすという寄り添い方です。平尾先生はその本を読まれて、「阿弥陀さまのお心に重なるものがあるなぁ」と感じられました。
続いて、ドラえもんで「パパも甘えんぼ」というお話を紹介されました。深夜に酔っ払って帰ってきたお父さんが、そのまま玄関で寝そうになり、お母さんが「子供たちが見ているからしっかりしてください」と言いながら起こそうとします。すると、お父さんは 「何を偉そうに、僕はこの家の大黒柱だぞ」とお母さんの手を払いのけ、お母さんは怒って部屋に戻ってしまいます。それを見かねて、のび太君もお父さんを起こそうとするのですが、「何を!子供のくせに偉そうに、親に向かってなんだ!」と怒られてしまいました。のび太君はお父さんの亡くなったお母さん、つまりおばあちゃんに怒ってもらおうと考え、ドラえもんと協力してお父さんをタイムマシンに乗せて、過去の世界に向かいました。のび太君はおばあちゃんから叱ってもらおうと、事の経緯をおばあちゃんに話しました。それを聞いたおばあちゃんは叱ることはなく、「のび助や、のび助や、起きなさい」と揺すり起します。お父さんはハッと目を覚まし、びっくりした表情をしました。そして、「おかあさ~ん」と胸に飛び込み、「いじわるな部長が僕をいじめるんだ、こんなに頑張っているのに!」と泣きながらに言います。おばあちゃんは「そうか、そうか、よしよし」と、お父さんの頭をただただ撫でていました。
それを見ていたドラえもんが、のび太君に 「大人ってかわいそうだね」 と言いました。のび太君が「なんで?」と聞くと、ドラえもんは「だって、大人って自分より大きなものがないんだもの。寄りかかって甘え、叱ってくれるものがないんだもの」と言って、この話は終わります。平尾先生は、聞いている生徒たちに「大人といわれる歳に近づいていけば近づいていくだけ、自分ひとりで悲しみ苦しみを背負っていかねばならない場面が出てくると思います。でも、そんな私たちをほっとけないってお立ち上がりくださった阿弥陀さまがご一緒してくださっている」ことを伝えられました。
第28回龍谷大学付属平安中学校音楽祭が開催されました。
2週間前には全体的に「今までにないクォリティの低さ」がささやかれ、
リハーサルでも3年生の「音」に「ダメ出し」があり、本当に心配した
今年の音楽祭でしたが、やはり期待通り、どのクラスも最後はクラスが
一つにまとまった素晴らしい合唱を披露してくれました。
1年生2組がトップ演奏の緊張をものともせずに、力一杯の合唱でステ
ージを引き締めてくれたことで、その後に続く各クラスも見事な"ハー
モニー"を奏でてくれました。
各クラス、本番発表までの過程において、様々な問題や深刻なトラブル
があったと思いますが、クラス全体でそれを確かに乗り越え、当日を迎
えたのだと思います。その一体感がしっかりと伝わってきた合唱でした。
皆の素晴らしい一面を存分に発揮した音楽祭。どうかこの経験をこれか
らの学校生活に活かしてくれることを祈っています。そして皆の「思い
出の1ページ」としていつまでも心に残ってくれればうれしいです。
12月7日(土)に全国中学生ビブリオバトルの地方予選である京都大会が龍谷大学深草キャンパスで開催され、学校代表として中学2年生の2名が参戦しました。京都府・滋賀県・兵庫県から9校17名の中学生が参加しました。
本日の仏参講話は、3年3組副担任の松尾先生でした。松尾先生は将来の進路を考えるために大切なことについて話されました。
松尾先生は「将来どうしたらいいか考えたことありますか?」「大学や学部、学科のことを知っていますか?」と問われました。
松尾先生は12月の休日、理科の先生方の集まりを通して、大阪工業大学工学部の実験棟に見学に行かれました。そこでは道路や橋の安全性についての様々な実験を行っていたそうです。
また別の休日では「動物のお医者さん」という獣医学部に入学した学生が獣医になるまでを描いた漫画を読まれたそうです。その漫画の中ではH大学の獣医学部がモデルとなっており、ストーリーの中で獣医になるまでの様々な体験がリアルに紹介されているそうです。
先生自身中高生の時代にこれらの体験をしていたら、自分の進路は違っていたかもしれないと感じたそうです。
皆さんはまだまだ調べたり、体験する時間があります。知らないことに出会ってください。
大学や仕事について本や漫画、ドラマを通して知らない世界に出会い体験してくださいと結ばれました。
第62回 中学生作文コンクールの表彰状が届きました。
受賞者は、以下のみなさんです。
中3 吉田 葵さん 都道府県別賞 2等
中2 神 杏香さん 〃 3等
中3 井上龍二さん 〃 佳作
中1 高城綾奈さん 〃 佳作
受賞の伝達式を行い、さらなる飛躍を念じ、学校長より激励のことばをいただきました。
受賞者のみなさん、おめでとうございます!
本日の仏参講話は、3年2組副担任の吉岡先生でした。吉岡先生は「考える力」というテーマで話されました。
吉岡先生は「本当に頭の良い人とはどのような人でしょうか?」と問われました。
本当に頭のいい人とは、テストが良いだけの人を指すのではなく、いろいろな想定をし、自分なりの答えを出せる人ではないかと話されました。
吉岡先生は学生時代から自他共に認める変な人だったそうです。
中学生のころから「普通って何?」「変って個性では?」と周囲の人に問いかけることが多かったそうです。
「普通」という言葉は便利だから使いがちだけれど、1人1人自我があり、考える事も違う、人と違うことが拒否される時代、「普通」が意味することを改めて考え直す必要があるのではないでしょうか。「普通」を決めているのは自分自身の基準で、その基準はそれまでの生き方や環境で成り立っているわけですから、そこも含め疑ってかかることが必要ではないかと語られました。
そのためには、これから様々な経験を増やし、チャレンジすることを忘れず生きていってくださいと結ばれました。