今朝の仏参は中学1年1組の副担任である三田先生でした。
三田先生は中学時代、宿題やノートなどを提出しに職員室に行き、先生方と話したりしたかったのですが、面と向かってはなかなか話せなかったそうです。
そこで先生は提出するノートなどにメッセージを書いたり、かわいがっていた犬の写真を挟んで提出していたそうです。
返事を2ページに渡って書いてくださる先生もいらしたり、ちょっとした返事でも、中学生だった三田先生はとてもうれしかったそうです。
中でも『自分とは違う、他の意見や考えを受け入れるためには、新しい自分にならないといけない』というメッセージは今でも三田先生に影響を与え続けているそうです。
学生であれば学校に来て先生に会うのは日常であるかもしれないが、ご自身のお兄さんの経験を通して、三田先生はありがたいこと、幸せなことと考えるようになったそうです。
人は大きな幸せや成果を求めがちですが、普通のあたりまえにこそ意味があって、大切なことで、みなさんも今日こうしてみんなと一緒にいる、共にいるという普通の中に幸せを見つけて欲しいと結ばれました。
あたりまえの中に幸せを探せる、そんな感性を育てていきたいですね。