本日の仏参は、浄土真宗本願寺派布教使の若林唯人先生でした。
人は悩み事を打ち明けられたとき、ついつい自分のモノサシで相手の悩みを計ってしまいがちで、なかなか「しんどいんやなぁ」とか「つらいなぁ」と共感できないものです。
先生は仏参の中で金子みすゞの詩を紹介して下さいました。
『さびしいとき』
わたしがさびしいとき、よその人は知らないの。
わたしがさびしいとき、お友だちはわらうの。
わたしがさびしいとき、母さんはやさしいの。
わたしがさびしいとき、ほとけさまはさびしいの。
阿弥陀さまはいつも私たちとご一緒で、念仏するところにいらっしゃいます。心の中で唱えれば、いつも「1人にさせない、わかっている」と言ってくださいます。私たちはいつでも、ほっとできる場所や安心をいただいていると語って下さいました。