今週の仏参の御法話は3年4組副担任社会科の室谷先生でした。
大学院でのハマグリの研究のため、2つの漁業団体に取材を行った時の経験をもとにお話をしてくださいました。どちらの団体もとても優しく親切だったそうですが、その2つの団体はお互いに相手の悪口を言い、仲が悪かったそうです。それはきっと相手のことを一面からしか見ていなかったからではないでしょうか。いろいろな面から相手のことを見たり考えたりすると、今まで悪く見えていた部分が良く見えるようになることもあります。多面的に物事を捉えることが大切なのです。
みなさんは、今は1つの教科にしぼって勉強するのではなく、どの教科の勉強も大切にして、物事を一面からだけではなく、多面的に捉えるように努力しましょう。また、自分はどういう立場でどういう視点から物事を捉えているのかを知った上で人と関わるようにしましょう。