放課後中三の女子生徒が慌ただしく「先生、カメラを持ってすぐ来てください。」と
呼びに来てくれました。
何事かと慌てて外に出ると、幻想的な細い月と金星、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさと評されているそうです。金星の右下には木星、月の左上には土星も見え、にぎやかな夕景でした。
放課後中三の女子生徒が慌ただしく「先生、カメラを持ってすぐ来てください。」と
呼びに来てくれました。
何事かと慌てて外に出ると、幻想的な細い月と金星、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさと評されているそうです。金星の右下には木星、月の左上には土星も見え、にぎやかな夕景でした。
本日の仏参は宮永先生でした。
先生は中学2年の秋から肋膜炎を患い、長期入院することになったそうです。山の中の病院で外を見て過ごすうちに、雲のように自由に生きたいと考えるようになり、その夢を叶えるために、高校では山岳部入り、ヒッチハイクをして九州中を旅するようになりました。
自由に生きるために、デザイナーになりたいと考え、京都芸大を目指したのですが、高倍率で浪人してしまい、二年目に京都教育大学の美術学科へ入学することになりました。4年生の教育実習をきっかけに教えること、生徒とともに過ごすことの楽しさに目覚められ、26歳の時から本校に奉職されることになりました。そこから40年間、生徒とともに過ごせたことがとても幸せで、楽しかったそうです。
皆さんは夢を持っていますか?夢はいろいろかわっていくかもしれませんが、それも自分の人生です。どんなことをして生きていくか、夢を持ち続けていってくださいと話を結ばれました。