HEIAN BLOG 中学部 BLOG

記事一覧

中学2年 書き初めの展示 2021年02月15日(月)17時36分

ファイル 1456-1.jpgファイル 1456-2.jpgファイル 1456-3.jpgファイル 1456-4.jpg

中2学年では、書写の授業で取り組んだ書き初めの作品を、北校舎2階コミュニケーションホールにて展示しております。保護者のみなさまにおかれましては、ご来校された機会に、ぜひご覧になっていただきたく存じます。

なお、中1・中2の書写の授業で取り組んだ作品を京都新聞社主催の「書き初め展」に出品しましたところ、本校からは6名が入賞しました。入賞内容は以下の通りです。
・特選(中1:1名)
・準特選(中1:1名、中2:2名)
・佳作(中2:2名)
入賞者は2月19日(金)の京都新聞の紙面にて、紹介されるそうです。また、京都新聞社2階ギャラリーにて入賞者の作品が展示されます(19日~21日)。
入賞者のみなさん、おめでとうございます!

2月15日 本日の仏参 2021年02月15日(月)09時27分

今日は中学1年2組担任の古川先生のお話でした。

冒頭、「世の中にはいろんなすごい人がいる」と始められた先生が、今回ご自身が思う「すごい人」として挙げたのが星野富弘さんという方です。

星野さんは現在詩人・画家として活躍されていますが、元々は群馬で体育教師をされていました。
部活動指導中の事故で首から下が動かない不自由な体となってしまいました。
首の骨も折れているので自発呼吸もままならない状態です。
自暴自棄になりそうな中でも懸命に身の回りの世話をしてくれたのは星野さんの母親でした。

星野さんが有名になったのは「口に筆をくわえて絵をかく」というスタイルが当時珍しかったからですが、最初は絵ではなく、お見舞いに来てくださる方々に手紙(文字)を書こうと思い立ったのが始まりです。
文字を書く、絵を描く、色を作る、色を塗る という作業にもかなりの時間を要し大変苦労されました。

入院から10年後、初めて我が家に帰った星野さん。
その時に「生きてるっておもしろい。人生はまだまだこれからだ!」と感じたと言われています。
とても困難な状況の中で、自暴自棄になったり諦めそうになったりすることもあったと思いますが、その中でのこの言葉は本当にすごいと思います。

私たちも怪我や病気ではなくとも、毎日生きていく中で「しんどいな・・」と思ってしまうことはもちろん誰にだってあると思います。
思い悩んだ時は自分の周りをよく見てください。
必ず自分のことを支えてくれる、自分に寄り添ってくれる人がいますよ。

今日の仏参は実際に星野さんの描いた絵をスクリーンで見ながらのものでした。
どんなものなのか実際に見ることでより理解も深まったのではないでしょうか?
星野さんの生き方に勇気をもらえる、そんな今日の仏参でした。