先週は祝日のため行われませんでしたが、今週も週の始まりとして講堂での仏参が行われました。
お話の内容は、平安中学校の掲げる3つの大切のうちの1つである“時間を大切に”とは具体的にはどのようなものであるかでした。
皆さん時間は有限である、平等であるなどということが多いと思います。その中でも「時間を無駄にする」ということをよく使ったり、耳にしたりすると思います。では実際に時間を無駄にするとはどのようなことでしょうか?
冒頭にそのように伝えられ今回のお話を始められました。勉強をすることでしょうか?本を読むことでしょうか?ゲームをすること?漫画を読むこと?はたまたボーっとすることが時間の無駄なのでしょうか?
𠮷岡先生はこの中に時間の無駄だといえるものは1つもないといえるし、逆にすべてが時間の無駄と捉えられるとおっしゃいました。これはどういう意味なのかというと、時間を無駄にするとは個々人の価値観であるということです。新聞を読めば漢字や言葉の意味、世間ではどのようなことが起きているのかを知ることができるなど、1つのことをするだけでも様々なことを学ぶことができます。漫画を読むことも同じで、何かしら自分にとってプラスになることを得ているはずなのです。ただし、得られているものの種類・量は全く同じことをしている人でも異なっています。またそれらの積み重ねがテストであったり、大会やコンクールであったりといった能力を量る場での規定値を越しているのかどうかが無駄にしたかどうかであると考えることができます。
それぞれの期限までにきちんとこの規定量を超えることができているのかが重要なのです。この話を聞いて基準をクリアするだけの能力を得ることができているのならばよいですが、時間に無駄はないのだからとただ遊ぶだけの言い訳には絶対にしないでください。
1つ1つの事象でも何を考えながらしているのかによって得られるものは増えもするし、減りもします。常に様々なことを考えながら行動をするように心がけてください。