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1/22 講堂仏参 2024年01月27日(土)15時00分

 中学生は2024(令和6)年の最初の講堂仏参で一週間を始めました。講師は、3年2組副担任で理科の郁芳随徹先生でした。

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郁芳先生は高校バレーボール部の顧問をされていて、昨日は公式戦でした。結果はブロック第3位で、残念ながら上位には進めませんでした。しかし、ボールを味方チームでなんとか繋ごうとする気迫の伝わる試合内容で、それは十分に満足できる内容でした。バレーボールで大切なことは、とにかくボールを落とさずに繋ぐということです。かつて郁芳先生が指導されたチームの中で、いちど試合前日に意見が分かれて分裂してしまったチームがあったそうです。そのチームは翌日の試合で、0対25というスコアで負けたそうです。昨日負けた試合では、「味方がせっかくレシーブしたボールを、何とか繋げよう」という思いが繋がっていた点が良かったと評価されました。
これはバレーに限ったことではなく、心と心のつながりという点で、同級生同士での横の繋がりと言えます。また、縦の繋がりもあります。縦の繋がりとは、年齢を超えた繋がりのことです。今、ここに皆が居るのは、ご両親、さらにその親のおじいちゃん・おばあちゃん世代がおられたからです。今の世界人口にいたるまでの世代を2×2×…と掛けていって、世界人口を超えるのがだいたい33世代となります。将来の世代が存在するためには、皆さんが存在していないといけないのです。
縦の繋がりといえばもうひとつ。龍谷大平安で10年目の郁芳先生は、今年度はじめて中学部に関わられました。そして、体育祭の団活動をはじめ、学年を越えた縦の関係が強い中学部のありようが、新鮮でとてもいいあり方だと感じられたそうです。後輩達の応援ダンスの様子を気にして寄り添ってくれる平安中学出身の高校生の先輩たち。皆さんにもぜひそんな存在になって後輩に寄り添って、そして平安中学の伝統を繋げていってほしい、と結ばれました。
本日のテーマは、「どんな繋がりがあるか、ひとりひとりそれぞれ考えてみる」というものです。心の幹に記しましょう。