みなさん夏休みはどのように過ごされましたか?部活動に励んだ人・いつもはできなかったことに挑戦した人・いつもの忙しい日々から抜け出しリフレッシュした人、それぞれ有意義な休みを過ごせていればうれしいです。
残念ながら2年生の理系探求合宿と3年生の研修旅行は延期となってしまいましたが…
先日は文化祭もあり、またいつもとは違った学校生活を楽しめたことだと思います。つかの間の非日常が終わりまたいつもの日常が戻ってこようとしております。
そして久しぶりではありますが、中学生月曜日の始まりといえば講堂仏参があります。
2学期最初のお話は3年2組担任の小嶺先生です。
今日世界では「ダイバーシティ(多様性)」の時代に突入しています。皆さんは多様性についてどのように考えますか?
近年日本でも様々な考えを持った人がいて、それぞれを受け入れるべきであるとささやかれています。
『ズートピア』という映画を見たことはありますか?主人公のウサギが警察官を目指しますが、多種多様な動物を取り締まることができるのは力の強い・体の大きな動物だけであると考えられている世界でウサギが警察官を全うすることができないと言われ続けました。しかしどんな逆境にも持ち前のあきらめない心と警察官として町の人々の役に立ちたいという思いで事件を解決していくにつれて周囲も徐々に認めていくという物語です。
現代においても様々な思い込みから否定してしまうことも多いと思います。そんな周囲がこの多様性という考え方を受け入れて、否定をしないことが相手にも、自分にとっても大きな一歩となるかもしれません。
この世の中がいろいろな可能性をつぶすことなく、固定観念や色眼鏡で判断しなくなればどんな人にとっても生きやすい世界になるのではないでしょうか。