本日の仏参講師は、藤原先生でした。
お話のテーマは、「陰の努力」と「スイッチ」について。
藤原先生が顧問をされている高校女子バスケットボール部の、1人の卒業生について、紹介してくださいました。
テスト明けの練習でいつも体調を崩して休みがちだった彼女に向けて、
藤原先生は「なぜテスト明けの練習があると分かっていて、それに向けて準備をしないのか?」と指導をしたそうです。
その一言が彼女の「スイッチ」となり、「先生を見返してやりたい」という思いから、
テスト期間中の過ごし方を見直し、走る時間を作るなど「陰の努力」をするように。
すぐに成果は出なかったものの、
普段の練習にも1回1回全力で取り組むようになったり、
テスト明けの練習でも休まなくなったり、と変化が見え始め、
その姿を見ていた同級生にまで波及して、チームの雰囲気も変わっていったそうです。
1人の陰の努力が、輪となって広がっていった例として、お話ししてくださいました。
中学生のみなさんの、スイッチが入った時のパワーは、計り知れないものがあります。
私たち教員も、みなさんのスイッチを入れよう、何かのきっかけにしてほしいと思いながら、接しています。
良い方向へと進むスイッチ、お互いに入れられるようにしていきたいですね。
合わせて、仏参後に中学3年生の3人から「おにぎりアクション」についての紹介がありました。
自分たちにできることは何かを考えて、アクションを起こしてくれています。
みなさんも「知覚動考」です。やってみてはいかがでしょうか?