本日は今年度最初の中学仏参が行われ、学校長の関目先生のご講話を聴きました。
関目先生は、「中1の皆さんは、学校生活に慣れてきましたか?」「中2の皆さんは、中だるみを起こしていませんか?」「中3の皆さんは、義務教育期間が残り1年を切っていることを意識して過ごせていますか?」とまず学年ごとに声を掛けられました。ひとりひとり自らを振り返ったことでしょう。
その上で、関目先生は今年の生徒手帳の標語「共創」の額を掲げて次のように紹介されました。コロナ禍のもとで、かつては「ソシアル・ディスタンスを確保しましょう」と言っていたものを、最近は「フィジカル・ディスタンスを確保しましょう」と言い換えています。これは、ソシアル・ディスタンスとは社会的な距離、つまり心と心の距離をも指す言葉なので、現在の状況(人々が助け合わなくてはいけない状況)にそぐわない言葉だ、との判断による言い換えです。「共創」とは「物理的な距離を確保しながらも、まわりの人と協働していく。」そのような意味だ、と解説して下さいました。
コロナを予防しながら、持続し続ける社会の一員であるために、自分は何が出来るのか、何をすべきなのか。いつも意識していてほしいものです。