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2/6 講堂仏参 2023年02月06日(月)15時10分

今週は月曜日のみ通常授業で、火曜日には平安中学校三大行事の一つ「English Day」があります。また水曜日は宗教行事の一つ、お釈迦様がなくなった日である涅槃会を執り行います。その後は高校受験のため自宅学習日となり、学校はお休みとなります。生徒の皆さんは自宅学習日だからと遊んでばかりいるのではなく、3年生は自校進だからと油断せずに受験勉強を、1・2年生は今月末に行われる学年末考査へとむけてしっかりと勉強をしてください。

さて今週は終わりはいつもとは異なりますが、始まりはいつもと変わらず講堂仏参からです。

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今週の法話は中2-2副担任の釘尾先生です。
釘尾先生は大学を出てすぐに平安中学校に来たわけではなく、最初は福岡の学校に勤められていました。その学校をやめるときに当時の学校の教頭からもらった文集があり、その中に「三配り(みくばり)」という言葉が載っていました。三配りとは“目配り・気配り・心配り”のことを言います。第一の目配りとはただ見ているだけではなく、注意して周囲のことを見ていることです。気配りは言わずもがなですが、相手の行動を読み手助けをすることです。最後の心配りとは相手の立場になって考えられる、相手を思い寄り添うことを表しています。お店で注文をするときに、人の様子をしっかりと見ていて注文が決まったと思ったときに呼ばれずとも聞きに来たという経験をされた方も多いのではないでしょうか?ほかにも先日の大雪で電車が遅延したときにアナウンスで受験生に対して、遅れても受験できるように対応させてもらうので安心してくださいと流れたというニュースも耳にしました。これらのことはすべてこの三配りに関係していることなのではないでしょうか。皆さんもこの言葉を忘れずに周囲をしっかりと見て何をすると喜ばれるか、どういったことをすると都合が悪いのかを考えて行動をするようにしてください。