楽しかった文化祭が無事に終了して、今日から通常授業が始まります。中学生は講堂仏参でスタートしました。本日の仏参講師は、3年1組担任の泉先生です。
中学生の皆さんからすると、約4倍の人生を歩んでこられた泉先生はまず、「これまでの経験で、いちばん嬉しかった事といちばん悲しかった事は何ですか?」と問われました。皆それぞれに思い浮かべたことでしょう。 泉先生は中学生の頃の記憶をたどってみて、成績が上がったことや、野球の地区大会で優勝したことが嬉しかった事だろう、と思い返されるがあまりはっきりと強烈な記憶としては残っていないそうです。
しかし、いま現在ならばはっきりと答えられるそうです。これまででいちばん嬉しかった、感動したことは、ご長男が誕生されたこと。まさにbeyond description という表現がぴったりだったそうです。一方、ご両親のご逝去がいちばん悲しくつらかった事だそうです。
つまり何よりも大切なことは、命に関わることです。「自分、まわりの人々、今やるべきことを大切にするべきです。」と泉先生は説得力のある言葉で結ばれました。
今日のご講話であらためて気持ちを切り替えて、落ち着いた学校生活を送りましょう。