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10/30 講堂仏参 2023年10月30日(月)14時30分

本日のお話は、中1-3副担任の牧野先生でした。今まで仏参で話されたことを、少しずつ混ぜた内容でした。牧野先生は、最初に「自分の脈は平常いくつぐらいか」と生徒たちに質問され、1分間脈を測り始めました。

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そして、生徒たちも1分間靜かに脈を測っていました。個人差はありますが、平常だと60~70回。その回数によって、自分の気持ちや体調に現れるそうです。

次に、『ゾウの時間 ネズミの時間』という本を紹介されました。その本の中に「人間よりも身体の小さい生き物(犬や猫など)は体温が高い」にあり、犬や猫も体温が高いとのこと。その犬や猫ですが、犬をペットとして買っている人が減り、猫を飼っている人が多いそうです。以前から行きたいと思って訪れた猫カフェで、牧野先生はスタッフの方から「今の日本の社会が反映しており、お年寄りが増えているのが原因」だということを聞かされました。そのような点から、散歩が必要な犬よりも、家で飼える猫の方をペットに選ぶ傾向にあるようです。

さらに『ゾウの時間 ネズミの時間』には、犬や猫は我々人間よりも脈がすごく早いことが記載されているとのこと。10~15年で亡くなっていく犬や猫などのペットたちに対し、「僕らからすれば、先に亡くなって寂しいな」と思うが、動物たちからしてみれば、十分な寿命を終えている。我々がこう思っているからといって、犬や猫からしたらそう思っていないかもしれない。牧野先生が一番伝えたかったことは、「自分がそう思っている(見えている)からといって、相手は必ずしもそうじゃないということです。そういうことを少しでも考えられたら、まわりに少しでも優しくできるのではないか」ということでした。

今朝のお話を聞いて、生徒たちが牧野先生のメッセージをしっかり受け止めてくれたらと思います。