早いもので2024年ももう1か月が経過しました。どんどん気温も下がってきて、雪が降る日も出てきました。
さて、今回の講堂仏参では保健室の吉田先生がお話をされました。
吉田先生は昨年出産をされそれに伴う産休・育休をとられていました。おなかの中に胎児がいた時のエコー写真を生徒に見せながら当時の状況や心境を伝えられました。
出産をする前は第2子ということもありあまり実感がわかなかったのですが、出産の予定日が近づいてくるにつれもうすぐ生まれるのだと考えるようになってきたそうです。予定日よりも少し早めに破水し、急いで病院に駆け込み8時間かけて出産をされました。第1子のときも同様だったそうですが、やはり出産をするときに想像を絶する痛みがあり一時はもう経験したくないと考えますが、時がたつにつれその痛みの記憶が薄れまた子供が欲しいと思うようになったとのことです。
今中学生の皆さんの中には「反抗期だ」という人もいるかもしれません。しかし、お母さんたちはそれほどの痛みを耐えてまで皆さんを産み、お父さんとともにここまで育ててきたのです。親がいなければ皆さんはこの場にはいません。親に限らずいろいろな人の働き、支えがあって初めて生きていくことができているのです。常に感謝の心を忘れないようにして生活してください。