本日の仏参講話は、2年3組副担任の林先生でした。林先生は「おかげさま-いのちのまつり-」という絵本を紹介されました。
絵本は主人公のゆうちゃんとおじいちゃんの言葉で進んでいきます。ゆうちゃんが「ねぇ、おじいちゃん、おかげさまって、だ~れ?」と問うと、おじいちゃんは「ほおお、おかげさまかい。それはだれてもない、生かされている感謝の言葉じゃよ」と答えます。
生きていますと考えると視野は狭くなり、自分勝手な行動につながるのではないでしょうか。生かされていると考えると支えられていることに気づき視野が広がり、今まで気づかなかったことに気づけるのではないでしょうかと林先生は問われました。
平安の3つの大切に、いのちを大切にがあります。いただいているいのち、願われているいのち、支えられているいのち。私たちのいのちは、阿弥陀様に願われ支えられています。
絵本の中でおじいちゃんは「だれにもいつかは、道の終わりがくる。それがいつになるかは、わからんことじゃ。わしらにできるのは、一日、一日を、おかげさまでと感謝して、せいいっぱい大切にすることじゃ」とゆうちゃんに語ります。
「みんなと、なかよく歩いていくことじゃ。それだけで百点満点じゃ」
私たちも同じいのち、なかよく歩いていきましょう。