本日の仏参は宗教科の寺村先生でした。
先生はまず「除夜の鐘はいくつつくか知っていますか?」と尋ねられました。答えは人間の煩悩の数と言われている、108回です。
なぜ108回なのかというと、四苦八苦を『49、89』と読み、『4×9=36』と『8×9=72』の合計が『108』になるからだそうです。
人間はこのたくさんの煩悩からのがれられない存在ですが、お釈迦様は、正見(正しく見ること)、正思惟(正しく考えること)、正語(正しい言葉を使うこと)、正業(正しい行いをすること)など私たちが生きる道を示して下さいました。
皆さんも正しく物事を見ることができるよう、日々過ごしてくださいと結ばれました。