本日は仏参が行われました。
講師は1年1組の担任である間島先生がお勤めされました。ご自分の生い立ちと、一人ひとりが生まれるためにそれまでどれだけの命が受け継がれてきたのかというお話をしてくださいました。
一人ひとりの人間にはそれぞれ2名の両親がいます。両親それぞれにもまた2名ずつの両親がいます。すべての人は4名の祖父母を持っているわけです。それが10代さかのぼると1,024名の直系の先祖を持っているという計算になります。15代前だと32,768名の人間に増えます。3万人を超えるご先祖の誰か一人が欠けても、今私たちはこの場にこうやっていることはできないわけです。
そう考えると一人ひとりがどれだけかけがえのない存在かわかります。そんな一人ひとりを大切にする気持ちを持っていれば、いじめやけんかがどれだけ無意味なことなのかもよくわかります。
生徒たちの心にもこの言葉は深く響いたようです。