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仏参 2016年10月14日(金)08時49分

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本日の仏参、講師は校長補佐の平井正朗先生でした。

皆さんは「一般解」と「納得解」という言葉をご存知ですか?たとえば、1+1=2のように誰が解いても同じ答えにたどり着くような問題を「一般解」といいます。それに対して答えが一人ひとり違ってくるような問題を「納得解」といいます。「納得解」を出すためには、ただ単に答えの出し方を学ぶということでは到底不十分です。どのように考え、それを表現するのかということが大切になってきます。また、広く物事を見てそこから問題点を汲み取る「課題発見」という能力も重要です。これらはこれからの社会において何にもまして必要とされる力となってきます。

では、そのような力はどうやって身につけていくのでしょう?現在、アクティブラーニングという言葉が広く聞かれます。何か目新しいことのようにも聞こえますが、平安中学校では以前から授業や課外活動、学校行事でそのエッセンスを広く取り入れ教育を行っています。平安中学校で学ぶことはそのまま「アクティブラーニング」であるとも言えます。
ここでの中学校生活を通して、今社会で求められている力を付けるためにも日々の生活の仕方が何よりも大切なことであるのは言うまでもありません。
日々の生活で何事にも真剣に取り組むこと(凡事徹底)、幅広いことに興味を持ち自ら新しい知識に貪欲であることを常に意識してください。背景知識を身につけ、自分の中でそれらをどんどんつなげていくことで新しい課題を発見しその解決のために自ら動ける大人になってくれることを期待しています。