2016年を締めくくる最後の仏参が行われました。講師は3年3組副担任の中西先生でした。
理科の担当である先生は昔から色々な生物に興味のある子どもだったそうです。長じて脳というものに惹かれ、一時は理科の先生になるか脳科学者になるかで迷われたとのこと。
養老孟司氏が書かれた「バカの壁」を読み「やる気」のメカニズムについて色々と考えられたそうです。よく「やる気スイッチ」という言葉を聞きますが、私たちの脳には実際に「やる気」を司るスイッチがあるそうです。脳の中にある2ミリほどのそのスイッチ、実際に手を入れて押すわけにはいきません。でも、そのスイッチを入れることは以外に簡単なのです。それは、「やってみる」ということ。机の上が散らかっていて気になったので簡単に片付けようと始めてみたものの気付いたら部屋中大掃除になっていた、なんていうことがあります。それも「やってみる」「やり始める」ことにより脳の中の「やる気スイッチ」が入ってしまったからなのだそうです。なんだか勉強もやる気が出ないなあ、なんて思っている人こそ、まずは考える前に「やり始める」ことで案外楽しくなって続くとも、先生はおっしゃっていました。
さあ、まずはやってみよう!考えるのはその後です!