HEIAN BLOG 中学部 BLOG

記事一覧

2月1日 仏参 2021年02月02日(火)10時21分

本日の仏参は、中学1年1組担任の窪田先生によるお話でした。

数年前に担任をしていた生徒から教えてもらったある歌詞に感銘を受け、今の若い人たちの方が「豊かな人間性」や「聴く・書く力」を十分に持っているとおっしゃっていました。

ちなみにその歌詞はbacknumberの『瞬き』という歌の中にあります。
「幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
 繰り返すようなものじゃなく
 大切な人に降りかかった雨に傘を差せることだ

 何の為に 生きていくのか
 答えなんて無いよ   ・・・・・」

そしてもう1つ、ある本を紹介されました。
それは2010年に刊行された『海にはワニがいる』という本で、主人公エナヤットの実体験をまとめた内容のものです。
異国の地パキスタンで突然母に置いてきぼりにされ、たった一人で食や寝床を求めてエナヤットが生き延びていくという内容なのですが、みなさんはそもそも何故この母親が突然自分の子供を異国の地に置いていったのかわかりますか?

平和で不自由のない日本での生活に慣れている私たちならすぐには答えが思いつかないかもしれませんね。
答えは「他国での方が生き延びられるから」でした。
戦争や紛争が絶えない自国アフガニスタンで暮らすよりも、確実に生き延びられると思い母親は子供を手放したのでした。きっと苦渋の決断だったでしょう。

もしかしたら読んだことのある人もいたかもしれませんね。
皆さんのもつ豊かな感性でこの本や歌詞から何を感じるのか、一度考えてみてもいいかもしれません。

本日の仏参 2021年01月25日(月)17時00分

ファイル 1451-1.jpeg

本日の仏参は、大阪から朝山大俊さんにお越しいただき、講話をいただきました。

講話では、「悪口」について、仏教に伝わるお釈迦様のお話を紹介されました。
お釈迦様は、自分に悪口を浴びせる相手に対しても、決して悪口を返さないようにしていたそうです。
これは、「怒りに縛られる己に勝ち、悪口を浴びせる相手にも勝つ」「悪口は必ず自身に返ってくる」というお釈迦様の教えを今に伝える逸話だそうです。
様々な言葉が行き交う現代の社会においても、大切な考え方ではないでしょうか。

報恩講 2021年01月16日(土)17時00分

本日は報恩講でした。報恩講とは、親鸞聖人の御命日の法要のことです。
コロナ禍の中、MANABAにて動画の情報がUPされ、それを視聴する形での報恩講でした。
講師は知真保育園園長の苗村隆之先生でした。

うさぎとかめや親の視点など、普段は見えにくい部分に気付かせていただきました。生徒達はこころの樹に講話の内容をまとめ連休明けに提出の予定です。

中学保健委員より~掲示物を作成しました!第2弾~ 2021年01月12日(火)16時00分

ファイル 1449-1.jpg

保健委員では、今年度の活動として2つのテーマを選び、掲示物の作成を行いました。
前回、コロナの影響についてのお便りに続き、「睡眠」についての掲示物が完成しました!
生徒たちに実施したアンケート結果や睡眠の大切さなどの情報を載せています。
北校舎1階中学3年生の教室前に掲示をしています。
ご来校の際はぜひご覧ください。

本日の仏参 2020年12月21日(月)12時00分

ファイル 1448-1.jpeg

本日の仏参は、村上幸一先生の講話でした。

講話は、まず「なぜ勉強をするのか?」という問い掛けから始まり、長年交流を続けているハワイのPBA校の元校長パイパー當山先生との、印象深い思い出のお話しになりました。

村上先生は、あるとき當山先生から「あなたはどんな生徒を育てたいですか?」と問われ、とっさに返答することができなかったそうです。教員として指導する中で、かつてはひたすらに目の前の生徒の学力を伸ばしたいと考えてきた村上先生は、當山先生の「私は平和のために役に立つ生徒を育てたい」という言葉に衝撃を受け、生徒たちが学んでいく中で「なぜ勉強をするのか」と自問し、考える時間の大切さを痛感されたということでした。

また「学ぶことの意味」を考え続ける姿勢のよい実例として、ある教え子の結婚式で聞いたエピソードをお話しされました。村上先生の教え子であるI君は、大学卒業後に大手製薬会社に就職し、その会社の研究部で働いているそうです。そこでI君は、製薬の実験によって命を奪われる小動物を前に、実験をするたび動物たちへ手を合わせることを欠かさず行っていたということでした。ただ学力のみが評価される学びではなく、自らが学ぶことの意義、学んだことを何に、どのように使っているのかという点にまで思い至る力が、I君のような「かけがえのない命を大切に思う」姿勢を生み出すのだろうと、深く感心されたそうです。

学校教育の現場では、ときに成績や偏差値といった「目に見える数値」だけが学力として重視されがちですが、学ぶことの本質を問う力もまた、重要な“学力”なのだと気づくことができる講話でした。

成道会 2020年12月08日(火)16時00分

ファイル 1447-1.jpgファイル 1447-2.jpgファイル 1447-3.jpg

本日、3限と4限に分かれて成道会が執り行われました。成道とは、釈尊が35歳のとき真実に目覚め、仏陀となられたことを意味します。成道会は、釈尊が真実に目覚められたことを祝うと同時に、改めて釈尊の教えに触れる行事です。

本年は、真宗大谷派玄照寺住職の瓜生崇先生をお招きし、ご法話をいただきました。先生はご法話の中で、不安や孤独、絶望の末に自死を考えるまで至ったご自身の半生を振り返りながら、生と死の意味や他者の思いについて私たちが考えるとき、自ずと直面する「何一つわからない、わかり合えない」という実感が、釈尊の教えにもつながる大切な体験であるということをお話しくださいました。

本日はSUT3 2020年12月07日(月)14時51分

ファイル 1446-1.jpg

時間いっぱい問題と格闘する1日でしたね。
明日は自己採点もあります。
冬休み中にしっかり復習してくださいね。

本日の仏参 2020年11月30日(月)09時16分

ファイル 1445-1.jpg

本日の仏参は宮田教頭先生の講話でした。

宮田先生は前年度の仏参でご自身のお母さんについて語られました。
本日の仏参ではその後のお母さんの話をされました。

お母さんの病気の原因が癌であることがわかり、告知をしなくてはならないのですが、自分から話した方がよいのかお兄さんから話してもらうのがいいのか、どのタイミングでどのように話せばいいのか悩まれたそうです。
そんな中、死期を察したお母さんは「おまえたち兄弟二人が立派に育ってくれて、孫の顔をも見ることができた。どんな人にも最後は来る。自分の人生に悔いは無い。退院したら自分がやれることはやってあげる。」と笑顔で先生の頭をなぜてくださったそうです。

最後は自分から入院を希望され、「6月に入ったら学校も始まるし、みんなにも迷惑がかかるなぁ」と言っておられたそうです。最後まで子どものこと孫のことを最優先にされ、周囲の方々にも気を配りながら亡くなられたそうです。

コロナ禍により当たり前のことが当たり前でなくなっていますが、今一度「ことば、時間、命」の大切さを立ち止まって考えてください。自分ができることをそれぞれの場所で頑張っていきましょうと話を結ばれました。

残された私たちがどのように生きていくか問われる深い内容の仏参でした。

中2 書写作品の展示中です 2020年11月28日(土)17時14分

ファイル 1444-1.jpg

中2の書写の授業では、行書に取り組んでいます。今回、北校舎2階のコミュニケーションホールにて、作品を展示させていただくことになりました。
これまでに学んだことをもとにして、現在では、書き初め作品にも挑戦しています。
心を落ち着けて、字を書く。お手本をしっかり見ないといけません。精神力・集中力が求められます。
ご来校の際はぜひご覧になっていただけると幸いです。

中学保健委員より~掲示物を作成しました!~ 2020年11月25日(水)08時00分

ファイル 1443-1.jpgファイル 1443-2.jpg

保健委員では、今年度の取組として、換気チェックや手洗いソープの補充などを定期的に行っています。
また、委員会のみんなでテーマを決めて掲示物の作成に取組んでいます。

コロナの影響について、クラス掲示用のお便りが完成しましたのでご覧ください。
もう一つのテーマとして「睡眠」を取り上げ、完成に向けて頑張っています!