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本日の仏参 2020年02月28日(金)19時56分

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本日の仏参は兵庫県から来てくださった宰務さんでした。

宰務さんは最初に「丸くて赤いものといわれると何をイメージますか」という問いから話を始められました。

一人一人「赤くて丸いもの」のイメージは違うがみんな違うイメージだからこそ、互いを輝かせることができる、人のものの見方考え方はそれぞれ別で、だからこそ面白いと教えてくださいました。

あなたがあなたでいてくれて良かった。私も私でいれて良かった。そんな関係を築いていけることが素晴らしいことですと話を結ばれました。

本日の仏参 2020年02月21日(金)13時10分

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本日の仏参は名古屋から来てくださった佐々木玲さんでした。

佐々木さんは最初に「みなさんは25点という点数についてどう思われますか」という問いから話を始められました。

小学1年生で息子さんを亡くされたお母様は、幼い頃から病と闘われた息子さんの25点の答案が宝物であると教えてくださったそうです。
他の人は認めてくれないかもしれないが、阿弥陀さまはあなたの命そのままを認めてくださいます。私たちは一人一人の命を生きています。私にとってはたった一つの命。浄土で仏になる命です。生まれてきた意味と向き合い、精一杯生きるのが素晴らしいことですと話を結ばれました。

English Day 2020年02月19日(水)15時06分

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中学部の3大行事の一つであるEnglish Dayが行われました。
どの学年も英語を楽しみながら、ジェスチャーもまじえての発表でした。

本日の仏参 2020年02月14日(金)09時52分

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本日の仏参講師は、中学3年生の数学の授業を担当されている福田康泰先生でした。

福田先生は、2月10日が誕生日ということで、ご自身の誕生にまつわるお話をされてくれました。

もともと4月20日が出産予定だったのが、2月9日にお母さまが地元の総合病院に行かれて、その病院の看護師さんの判断で、その日のうちに大阪市内の病院に搬送されました。

お母さまは救急車の中で体調が悪くなり、母子ともにかなり危険な状態になったそうですが、2月10日に帝王切開で無事生まれたそうです。

2月11日には大雪が降って高速道路が止まったそうで、もし搬送が遅れていたら、母子ともに頑張らなかったら、福田先生はこの世にいなかったかもしれません。

人がこの世に存在するのは、さまざまな奇跡の重なりであって、自分が失敗したり落ち込んだ時には、福田先生はご自身のこの体験を思い出される、と話を結んでいました。

涅槃会 2020年02月08日(土)11時56分

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本日は涅槃会です。

涅槃会とは、80歳でこの世を去られたお釈迦さまを偲び、お釈迦さまの説かれた教えに耳を傾ける行事です。

法話は浄土真宗本願寺派布教使の長倉 伯博 先生が講師をお務めくださいました。小学生の頃に命に関わるような難病を患われ、中学・高校時代も大きなご病気をされた先生は、命の重さや精一杯生きることの大変さは、御身を以て体験されたこととして常に大切になさっているそうです。
先生は約30年前から臨床宗教師として終末医療に携わっていらっしゃるそうです。
その日々のいろいろな出会いから、人の気持ちを分かったつもりにならないこと、
人はそれぞれが違っても響き合うことができるのではないか、その『響感』を探すことが大事だと思っているとお話くださいました。

初めは、今日のお話は何だろう、と興味津々で少々落ち着かない様子だった生徒の皆さんが、始まってすぐにどんどんお話に引き込まれ真剣な表情になっていきました。

本日の仏参 2020年02月07日(金)10時04分

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本日の仏参は山中先生でした。

山中先生は、中学2年生の時の担任の先生との出会いについてお話してくださいました。

その先生は曲がったことが嫌いで、まっすぐな先生でした。

その先生が伝えてくださった言葉に、「人生は邂逅なり」という言葉があります。人と人だけではなく、芸術や思想、さまざまなこととの出会いによって人は感動や刺激を受ける。そのかなには人生を大きく変える出会いもある、という意味です。

そのさまざまな出会いの一つ一つに意味があり、今はわからなくてもその出会いの意味が分かるときが来ます。そして、心を開いて一つ一つの出会いを受け入れることが大切だと話を締めくくられていました。

本日の仏参 2020年01月31日(金)10時09分

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本日の仏参は、兵庫から宰務清子先生が来てくださりました。

宰務先生はご自身の経験からお話をしてくださりました。中学校・高校で吹奏楽部でオーボエを演奏され、大学でオーケストラに入り、周りの人がみんな上手で、人と比べられることの大変さを経験されました。今はご自身のお寺で演奏されているそうです。人と比べることなく演奏できるということは新しい経験だそうです。

仏さまは、すべての命はひとしく大事であるといわれています。私たちも勝ち負けだけを考えるのではなく、仏さまの教えを意識することが大切だと話を結ばれていました。

大阪から鴬地先生が来てくださいました 2020年01月24日(金)14時27分

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SMAPの「世界に一つだけの花」の歌は仏説阿弥陀経の「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」を参考に作られていることを教えていただきました。

私たちの命も、どれも輝いている、お互いを認め合う世界でありたいものです。

先生の中学生の同級生、木下君は中1の時に声変りをし、クラスのみんなの前であまり話さなくなりました。しかし、合唱コンクールで木下君が所属したクラスが優勝しました。
担当の先生より「いろんな声が調和してきれいであった」とコメントをいただき木下君は嬉しそうだったそうです。

学園生活の中で私たち一人ひとりが輝いていることに気づいていければすばらしいことです、と話を結ばれました。

報恩講 2020年01月17日(金)11時00分

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本日は報恩講です。
本年度は浄土真宗本願寺派布教使の伊東順浩先生が講師を務めてくださいました。
わたし達はつい日常の様々な場面で「比べる」ことをしてしまいがちですが、人はいろいろな個性を持ちそれぞれの命があり、そのひとつひとつの命を輝かせて生きることが大切です、というお話をしてくださいました。
どのようなときも「今」の状況を引き受け、たったひとつの命を精一杯輝かせて生きてください、というお言葉を、少し緊張し神妙な表情で壇上を注視する生徒の皆さんは熱心に心に留めているようでした。

本日の仏参 2020年01月10日(金)09時38分

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本日の仏参は中学3年スタッフの林先生でした。

最初に林先生は、「きく」という漢字はどう書きますかと問われました。

「きく」には「聞く」「聴く」「訊く」と漢字があり、それぞれの意味する内容は異なります。
皆さんは普段の生活で周りの人の話を聴けていますか?
「聴く」ことを怠ると自分の考えに固執することになり、自己中心的で相手の気持ちを考えず、トラブルが起こります。

皆さんはこれからも「聴く」という姿勢を持ち続けてくださいと話を結ばれました。