本日は、入学式の内容も含めた放送による始業式でした。
例年、新入生の教室の黒板を生徒会の新2,3年生が飾ってくれるのですが、今年はコロナのため在校生は登校できずでした。
わかりに中学部の先生方で飾ってみました。
新一年生を迎える喜びの気持ちが伝わったでしょうか?
校舎内に生徒達の元気な声が響く、数時間でした。
残念ですが、GWあけまでまたしばらく休校が続きます。
本日は、入学式の内容も含めた放送による始業式でした。
例年、新入生の教室の黒板を生徒会の新2,3年生が飾ってくれるのですが、今年はコロナのため在校生は登校できずでした。
わかりに中学部の先生方で飾ってみました。
新一年生を迎える喜びの気持ちが伝わったでしょうか?
校舎内に生徒達の元気な声が響く、数時間でした。
残念ですが、GWあけまでまたしばらく休校が続きます。
本日、第73回平安中学校卒業証書授与式が挙行されました。
担任の先生による全員の呼名の後、各クラス代表が証書を校長先生から受理しました。
優等賞などの各賞の授与の後、校長先生が式辞を述べられました。
中学2年生による送辞の後、3年生による答辞がありました。その中には、サプライズで中学3年生全員による、レミオメロンの「3月9日」の合唱がありました。
コロナウィルス対策として、内容が短縮され、卒業生もほとんどマスクを着用するなど、従来の卒業式とは違った内容でしたが、感動にあふれた式となりました。
本日の仏参は兵庫県から来てくださった宰務さんでした。
宰務さんは最初に「丸くて赤いものといわれると何をイメージますか」という問いから話を始められました。
一人一人「赤くて丸いもの」のイメージは違うがみんな違うイメージだからこそ、互いを輝かせることができる、人のものの見方考え方はそれぞれ別で、だからこそ面白いと教えてくださいました。
あなたがあなたでいてくれて良かった。私も私でいれて良かった。そんな関係を築いていけることが素晴らしいことですと話を結ばれました。
本日の仏参は名古屋から来てくださった佐々木玲さんでした。
佐々木さんは最初に「みなさんは25点という点数についてどう思われますか」という問いから話を始められました。
小学1年生で息子さんを亡くされたお母様は、幼い頃から病と闘われた息子さんの25点の答案が宝物であると教えてくださったそうです。
他の人は認めてくれないかもしれないが、阿弥陀さまはあなたの命そのままを認めてくださいます。私たちは一人一人の命を生きています。私にとってはたった一つの命。浄土で仏になる命です。生まれてきた意味と向き合い、精一杯生きるのが素晴らしいことですと話を結ばれました。
本日の仏参講師は、中学3年生の数学の授業を担当されている福田康泰先生でした。
福田先生は、2月10日が誕生日ということで、ご自身の誕生にまつわるお話をされてくれました。
もともと4月20日が出産予定だったのが、2月9日にお母さまが地元の総合病院に行かれて、その病院の看護師さんの判断で、その日のうちに大阪市内の病院に搬送されました。
お母さまは救急車の中で体調が悪くなり、母子ともにかなり危険な状態になったそうですが、2月10日に帝王切開で無事生まれたそうです。
2月11日には大雪が降って高速道路が止まったそうで、もし搬送が遅れていたら、母子ともに頑張らなかったら、福田先生はこの世にいなかったかもしれません。
人がこの世に存在するのは、さまざまな奇跡の重なりであって、自分が失敗したり落ち込んだ時には、福田先生はご自身のこの体験を思い出される、と話を結んでいました。
本日は涅槃会です。
涅槃会とは、80歳でこの世を去られたお釈迦さまを偲び、お釈迦さまの説かれた教えに耳を傾ける行事です。
法話は浄土真宗本願寺派布教使の長倉 伯博 先生が講師をお務めくださいました。小学生の頃に命に関わるような難病を患われ、中学・高校時代も大きなご病気をされた先生は、命の重さや精一杯生きることの大変さは、御身を以て体験されたこととして常に大切になさっているそうです。
先生は約30年前から臨床宗教師として終末医療に携わっていらっしゃるそうです。
その日々のいろいろな出会いから、人の気持ちを分かったつもりにならないこと、
人はそれぞれが違っても響き合うことができるのではないか、その『響感』を探すことが大事だと思っているとお話くださいました。
初めは、今日のお話は何だろう、と興味津々で少々落ち着かない様子だった生徒の皆さんが、始まってすぐにどんどんお話に引き込まれ真剣な表情になっていきました。