12月5日(木)、6日(金)の両日にわたって第3回SUTが行われました。寒い中、生徒たちは朝早くから教室で勉強していました。
放課後中三の女子生徒が慌ただしく「先生、カメラを持ってすぐ来てください。」と
呼びに来てくれました。
何事かと慌てて外に出ると、幻想的な細い月と金星、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさと評されているそうです。金星の右下には木星、月の左上には土星も見え、にぎやかな夕景でした。
本日の仏参は宮永先生でした。
先生は中学2年の秋から肋膜炎を患い、長期入院することになったそうです。山の中の病院で外を見て過ごすうちに、雲のように自由に生きたいと考えるようになり、その夢を叶えるために、高校では山岳部入り、ヒッチハイクをして九州中を旅するようになりました。
自由に生きるために、デザイナーになりたいと考え、京都芸大を目指したのですが、高倍率で浪人してしまい、二年目に京都教育大学の美術学科へ入学することになりました。4年生の教育実習をきっかけに教えること、生徒とともに過ごすことの楽しさに目覚められ、26歳の時から本校に奉職されることになりました。そこから40年間、生徒とともに過ごせたことがとても幸せで、楽しかったそうです。
皆さんは夢を持っていますか?夢はいろいろかわっていくかもしれませんが、それも自分の人生です。どんなことをして生きていくか、夢を持ち続けていってくださいと話を結ばれました。
本日の仏参は村上先生でした。先生が中学2年生の時に、掃除をせずにクラブを行っていたところ、クラスメートの女の子に迷惑をかけていたことをあるきっかけから知り、それから掃除が大好きになったというエピソードをお話しされました。
みなさんも自分の勝手な行動が他人に迷惑をかけてはいないか、時々振り返って考えてみましょう。
秋の人権学習として映画「あぜみちジャンピンッ!」を鑑賞しました。
耳の聞こえない少女がストリートダンスと出会い、仲間とともに大会を目指す。とびきりピュアな青春ガールズ・ムービーでした。
他者との違いを認めて、個人の尊厳を大切にできるそんな視点を養えたことと思います。
本日の仏参は中村先生でした。
中村先生は毎朝決まったラジオ(αステーション)を聴いておられるそうです。
パーソナリティーの佐藤弘樹さんが好きで、ライブに参加したこともあるそうです。しかし、中村先生が参加された、ライブの半年後、佐藤弘樹さんは亡なられてしまいました。
皆さんは身近な人、大切な人を亡くした経験があるでしょうか?
一生懸命生きるしかないですね。忙しい中、これというものに心を決めて生活すると心持ちが変わります。また、言葉が雑であることは、思考が雑であることに他ならない。深く考えものことにあたるために忘れないでください、と結ばれました。
本日の仏参は佐々木先生でした。
先生は幼なじみに支えられて今の自分がいる、5分前行動をすることにとても意味があると話されました。
みなさんもぜひこの平安中学で生涯の友と呼べる人と出会ってくださいと結ばれました。
本日の仏参は平久保先生でした。
先生は小学校3年生から現在までソフトテニスを続けておられるそうです。
練習が厳しくて、何度もやめてしまおうかと考えたこともあるのですが、支えてくれる家族や指導してくださる先生に導かれて続けてこられたそうです。
みなさんもぜひ夢中になれる何かを見つけてくださいと話を結ばれました。