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中1勉強合宿1日目② 2023年08月21日(月)22時30分

龍谷大学を出発し、17時過ぎにマキノパークホテル&セミナーハウスに無事到着しました。
入所式を行った後、晩御飯を食べました。今日は生姜焼きとアジフライでした。
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本来であれば天体観測を行う予定でしたが、天気の関係で明日に持ち越しとなりました。明日は綺麗な夜空が見れることを願っています。予定を変更して入浴と理科学習を交互に行いました。理科学習では牧野先生から日本で観察できる野生動物について、スライドを使った説明がされました。皆、興味深々に聞いていました。
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その後筒井先生によるレクリエーションが行われました。雷までの距離という題目で、実際のマキノパークの気温を用いて雷が落ちた地点までの距離を求めました。グループ活動だったこともあり、眠たくなる時間ではありましたが、皆活発に話し合って答えを求めていました。
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最後にしおりに今日の振り返りをして就寝です。暑い中ではありましたが、無事に1日目を終えることができました。

中1勉強合宿1日目① 2023年08月21日(月)15時30分

中1学年の勉強合宿1日目。講堂での始業式の後、出発式を行いました。
理科教員の牧野先生からは身近なことにも疑問をもって接してほしい、
中学部長の森本先生からはルールやマナーを守るようにとのお話をいただきました。
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その後、バスで龍谷大学瀬田キャンパスに移動し、昼食を食べました。
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昼食後は2班に分かれて大学の先生の授業を受けました。
農学科樋口先生の授業では、コオロギの観察と解剖、steamコモンズでは1人ずつドローンの操縦体験をさせていただきました。
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龍谷大学を後にしてこれからバスで高島市にあるマキノパークホテル&セミナーハウスに向かいます。

1学期終業式・ICT講習会・大掃除 2023年07月22日(土)16時00分

本日、中高合同で終業式が行われました。講堂には高2、高3学年が列席し、
高1学年と中学部はHR教室での終業式となりました。
山脇校長先生は式辞の中で、江戸時代の学者、貝原益軒の『養生訓』につい
て触れられました。「養生の基本は内から生ずる欲望をこらえて少なくし、
外部からくる邪気を「恐れて」防ぐことができれば、たえず健康で元気はつ
らつとして、病気にかからず天寿を全うすることができる。(内欲をこらえ、
外邪を防ぐ)」つまり、「恐れる」ことがいろいろな意味で身を守ることに
つながるのではないかというメッセージでした。

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終業式の後はLHRの時間でした。各自1学期を振り返り、「キャリアパス
ポート」にしっかりと書き込んでいたようです。

3限目は高1学年と一緒に講堂でICT講習会を受けました。講師の方が
「SNSの恐ろしさ」を50分間しっかりと皆に伝えてくれました。頭では
わかっていると思いますが、自分が簡単に「被害者」にも「加害者」にもな
ってしまうことをどうかいつも「恐れて」ください。

今日のキーワードは「恐れる」でした。昨日は悲しい水の事故がありました。
「恐れる」ことが自分の身を守ってくれます。しっかりと心に刻んでおいて
ください。

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大掃除を行って終礼をし、待ちに待った夏休みに突入!
あっという間の3ヶ月半でしたね。ひとまず心身共にリフレッシュする時間
を持ちましょう。

6/26 講堂仏参 2023年06月26日(月)11時01分

今週の金曜日から期末考査が始まります。このテストの結果で1学期の成績が決まってしまいます。今まで良い点数が取れている人はより良い点数が取れるように、中間考査があまり振るわなかった人は学力補充の補講にかからないためにもしっかりと勉強をして臨んでください。

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さて、今回の講堂仏参は2-3担任の山中先生によるお話でした。山中先生は中学野球部の部長をされており、先生自身も元々野球をしていたそうです。山中先生が野球を始めたのはお父さんやお兄さんの影響が大きかったそうです。小学校2年生の終わりから始めた野球ですが、今でも印象に残っているのが野球のクラブチームに入部してからすぐにあった試合(大会)だそうです。山中先生はもちろん所属したチームのメンバーも経験が浅く、試合をするためのルールがやっとわかっているというレベルで臨んだ試合だったそうです。そのため相手チームの先攻1回表だけで30得点、1時間以上の長丁場という小学3年生には非常につらい試合となりました。何とか試合を終えることができ、大会を通してそんな試合状況にもかかわらず弱音を吐かなかった山中先生のチームには敢闘賞が送られました。しかしこれをもらった山中先生が感じたことはうれしさではなくみじめさだったそうです。自分自身が何もできなかったのにもらった賞は意味のないものだと捉えました。この時感じたみじめさから少しずつでも野球をうまくできるようになってやるんだという意識が強く芽生え、日々の練習を通して速度は遅くてもしっかりと成長していけたそうです。
期末考査に置き換えても同じことが言えるのではないでしょうか?毎日学校で勉強したことを振り返り、復習をすることで少しずつでも理解できることが増えていきより大きな結果を残すことができるのです。わからなかったことをその日のうちに解決していますか?できないままにしていくといつまでたってもできないどころか、どんどんとわからないことが積み重なってしまいます。少しずつすぎて全然進めていないように感じることも多いかもしれませんが、着実に成長することはできているはずです。テストが近いから~というときにだけ勉強してもほとんど力にはなっていません。普段からどれだけのことができているのかが結果に現れるのです。記憶が定着するのは睡眠をとっているときであるので、無理をして徹夜をするのではなく、短時間でしっかりと集中をして勉強し十分な睡眠をとることを心がけてください。皆さんが満足できる結果が出せることを期待しています。

6/19 講堂仏参 2023年06月19日(月)12時43分

「あなたは自分の行動をどのようなものにしたいですか?」
これは本日の仏参担当である2-2担任の小嶺先生がお話の最後に投げかけられた言葉です。

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皆さんはトイレの分け方と聞くとどのように分けることが“通常”だと思いますか?“男性用トイレと女性用トイレ”と分けるのが通常でしょうか?“犬好き用トイレと猫好き用トイレ”“WHITE or COLORED”と分かれているのは異常でしょうか?
皆さんはキング牧師をご存じでしょうか?「I have a dream」の演説で有名な方です。実はこのキング牧師の演説が始まるまではWHITE or COLORED つまり白人種と有色人種(黒人や黄色人種)で区別することは一部の地域では“通常”であると考えられていました。しかし今の世の中では人種差別というものが問題視され、このような区別の仕方は“異常”であると考えられるようになりました。このように法律や世間の考え方が変わると今まで通常であったものが異常になったり逆に異常であったものが通常になることが良く起こります。それでは改めて今私たちが通常であると考えていた男性用と女性用という分け方を考えてみましょう。トランスジェンダーなど性的マイノリティが注目され、問題視されている昨今「男性」や「女性」という区別の仕方は本当に正しいのでしょうか?数年前当時高校3年生の生徒数名が授業内で同じ題材を取り上げ、講堂でプレゼンをすることになりました。多くの人を前に性別を問わない完全個室のトイレを作ることが良いのではないかという意見を発表しました。結果として自分が使ってすぐ後に異性が入る忌避感や盗撮の心配など多くの問題点があることから提案は却下されました。ではこの生徒たちが行ったプレゼンは意味がなかったのでしょうか?いいえ、決してそのようなことはありません。第一に多くの人に自身が生まれ持った性別に違和感を持っている人が存在し、様々なことに不便を感じているということを多くの人に知ってもらうことができました。そのおかげで新校舎には男性用・女性用とは別に“みんなのトイレ”が作られることになりました。ほかにも発表をした生徒たちはたくさんの人に褒められ、いろいろな成長をすることができました。
このように皆さんの周りにも様々なことで困っている人は存在します。ただし、困っている人にすぐに手を差し伸べることができる人はどれだけいるでしょうか?助けを出すことは簡単なことではありません。ほかの人が助けるだろう…と思うこともあるかもしれません。しかし、困っている人にすぐに手を差し伸べることができる人こそ本当に必要とされている人なのだと思います。冒頭の「あなたは自分の行動をどのようなものにしたいですか?」に対する回答や実際に行う行動こそがあなた自身を大きく成長させることにつながっています。一度考えてみてはいかがでしょうか?

6/12 講堂仏参 2023年06月12日(月)11時20分

今週も講堂仏参から平安中学校の1週間が始まりました。
6月に入ってから雨(しかも風が強い大雨や通り雨)が多くなり、さすが梅雨の時期!といった天候です。空だけでなく気分も暗くなりがちなこの時期ですが、明るく楽しい話題をたくさん見つけてください。

さて、今回の講堂仏参では2-1担任の池澤先生がお話をされました。

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池澤先生は最初に今月の聖語である「私を見ていてくださる人があり 私を照らしてくださる人があるので 私はくじけずにこんにちをあるく」という仏教詩人の榎本栄一さんの詩を紹介されました。この言葉の持つ意味や感じ方は人それぞれですが、私たちが普段から食事の時に言っている食前の言葉にもあるように多くのいのち(動物や植物・かかわっているたくさんの人々)に支えられて生きているということを再確認させてくれる言葉だと池澤先生は解釈されました。少し話は変わりますが、もうそろそろ父の日がありますね。池澤先生がお子さんに初めてもらったプレゼントが「肩たたき券」だったそうです。池澤先生はこの券をもらえたことに感動し、疲れが吹っ飛んだそうです。また、わざわざ肩をたたかせるのも疲れるだろうと大事にとっておいたそうです。するとある日なぜせっかくあげた券を使ってくれないのかといわれたそうです。良かれと思ってした行動が相手にとってはあまりよくないことだった経験をしたことがあるのではないでしょうか?このお話ではそれとともにただ子供が感謝を伝えるだけでも親としてはうれしいものであることを伝えられました。同じように教師としては生徒にプリントを渡したときに「ありがとうございます」と言われる、元気な声で挨拶をしてもらえるだけでも元気になれるのだと池澤先生は言われました。最近何度も言われているように生徒が大きな声で元気よく挨拶をしている場面を見ることが少なくなってきています。改めてしっかりと挨拶をすることの重要性を見つめなおしてください。

朝の講堂仏参 2023年06月05日(月)10時13分

今朝は中学の講堂仏参でした。

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そして、講話は1年3組担任の伊藤先生でした。伊藤先生は普段アップテンポの曲を聴かれ、ある一曲のワンフレーズにビビっときたそうです。その曲とは、ケツメイシの『カラーバリエーション』です。その歌詞のワンフレーズは、次のようなものです。

「良いとこ 良い色混ぜ合わせ ダメなとこ マイナス掛け合わせ」

伊藤先生は、このワンフレーズを次のように解釈されました。

「良いところ(プラスの部分)、足し算のように協力し合ってより良くしていこう。ダメなところ(マイナスな部分)、マイナスとマイナスを掛け合わせたらプラスになるように、友だちの苦手なところを前向きに捉えて、相手の良さを見出して、共に協力していこう」

伊藤先生は、好きな人・苦手な人がたくさんいると思うが、どんな人とでもその人の良い部分があるので、その部分を探していくことが大切だと述べられました。このワンフレーズに対して、人それぞれいろいろな捉え方・解釈ができ、生徒たちはどのように理解したのでしょうか。

朝の講堂仏参 2023年05月29日(月)09時20分

今朝の中学講堂仏参は、2週間ぶり(先週月曜日は中間考査だったため)に実施されました。

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講話は1年2組担任の河野先生で、まず「習慣を味方につける」というお話でした。習慣というのは、良い習慣と悪い習慣がありますが、1日の生活の3分の1から半分までが習慣的な行動で成り立っているという研究結果が出ています。良い習慣を積み重ねていくか、悪い習慣を積み重ねていくかで結果は大きく変わっていきます。家に帰ったら、とりあえず勉強机の上で何かをしてみる。そういう良い習慣を繰り返し、小さいことから少しずつ変えていくことで、自分の中で小さな蓄積になります。それが「習慣を味方につける」ということです。

次に、とある方の言葉を挙げられました。
「言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になる。行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になる。習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから」

河野先生は「逆を返せば、習慣にしていくためには今後を変えていなかければならない。行動を変えていくためには、まずは自分で言ってみることです」と生徒たちに述べられました。

講話後半では、アメリカの漫画「ピーナツ」を紹介されました。主人公チャーリー・ブラウンをはじめ、犬のスヌーピーなどで知られていますが、チャーリー・ブラウンの所属する野球チームは弱小で、いつも試合に負けていました。それでも勝つことを諦めず、自分の信念を曲げないチャーリー・ブラウンは「愛される敗者」と呼ばれ、漫画の中では、一人ひとりの個性を「みんなちがっていい」という台詞もあるそうです。

河野先生の講話を聴き、生徒たち1人ひとりが良い習慣を身に付け、チャーリー・ブラウンのように諦めない気持ちで物事に取り組んでいってくれたらと思います。

【中1】初めての中間考査 2023年05月16日(火)17時51分

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来週、中学1年生にとって初めての定期考査が始まります。
そこで、今週のLHRで中間考査に向けて目標と計画を立てました。計画的に勉強して、中学最初の考査で良いスタートが切れるようにがんばりましょう。

朝の講堂仏参 2023年05月15日(月)09時43分

今朝は講堂仏参がありました。そして、講話は1年1組の窪田先生でした。最初にまず絵本を取り出され、『どろんこ こぶた』を朗読されました。

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お百姓さんの家の豚小屋に住んでいたこぶた。食べることや裏庭を駆け回ることが好きだったこぶたが、一番好きだったのことは、やわらかいどろんこの中で座ったまま沈んでいることでした。ある朝、おばさんが張り切って家中の掃除を始めます。そのうち外の汚れが気になり、牛小屋や馬小屋を掃除し始めました。おばさんは「ここが一番汚いねぇ」とびっくりし、豚小屋も掃除してピカピカにしました。こぶたは「僕の大好きなやわらかいどろんこは?」と怒ってしまい、「こんな家、ピカピカすぎてつまらないや」と言いました。ショックのあまり、こぶたは家出をしてしまい、居心地の良い場所を探す旅が始まるというお話です。

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次に、窪田先生は「飛ぶことだ、翼が後から生えてくる」という言葉を紹介されました。この言葉は、窪田先生が大学の卒業式の際、論文指導を担当してくださった先生からいただいた言葉だそうです。「いつか飛ぶときのために頑張らないといけないのだな」と思われ、その後もよくこの言葉を思い出され「私はそもそも本当に飛べるか」と自問されました。

窪田先生は最後に、「近年、野球やサッカーなど世界で活躍する日本人が増え、最先端の技術で世界中の人々を助け暮らしをよくしていく研究者、現地で汗を流してくださる方々がいます。理想の自分を夢見て努力を続け、そして粘り強く蓄えた力を信じる。不安や弱気に打ち克つ勇気をもって、大きく飛べることを願っています」と、聞いている生徒たちにメッセージを送られました。