本日は金曜日なのでドラゴンゼミ実施日です。
1年生から3年生まで、どのクラスも熱心に受講している様子がうかがえます。
本日の仏参、2年2組の担任の船越先生が務められました。
平安中高を卒業していった先輩の中には、今では有名になった人も多くいます。フェンシングのメダリスト太田雄貴氏もその一人です。本日の講師、船越先生は中学1・2年時には担任として、その後も高校卒業まで教科担当(国語)として太田氏と関わりをもたれました。思い出話を交えながら、彼が中2の時に発表してくれた弁論大会の内容をお話くださいました。
太田氏がどのようにフェンシングと向き合っているのかが良く分かる文章でした。氏は子ども時代にお父様と一つの約束をされたそうです。フェンシングがいやでやめるのだったらそれでもいい。ただ、その選択をするまでは必ず毎日練習をしよう、というものだったそうです。
先週に続いての「継続」の大切さを伝えてくれるメッセージ、生徒の皆さんには届いていることでしょう。
本日の仏参、講師は2年1組担任の間島先生でした。
間島先生のお話のテーマは「継続」についてです。皆さんは何か一つでも続けていることはありますか?間島先生は毎日続けていることがあるそうです。
それは、「毎日7時半ごろに必ず教室を見に行く」ということです。その日の生徒の様子はどうなのか、どんな顔で過ごしているのか、ということを気にしながらどんなに忙しくても教室を見に行くそうです。
小さなことでいいのです。毎日欠かさずに続けることでいつか力が付く。そう信じて毎日を過ごしましょう。
今年度最初の学校開放日を迎えた本日、多くの保護者の皆さまに御来校いただきました。5時間目、6時間目には中学1年生から3年生まで参観でどのクラスも大いににぎわいました。その中でも生徒たちは緊張した面持ちでいつもどおり元気よく学んでいました。
参観の後には3階講堂に場所を移し、平井校長補佐より最大の特徴である本校の6ヵ年一貫教育について、また来るべき大学入試の改革についての講演がありました。難関国公立に進学するための授業展開について、どの保護者様も興味深そうに聞き入っていらっしゃいました。
その後の保護者会でも多くの保護者様にお残りいただき互いに親睦を深めることができました。
保護者の皆さま、本日はご来校いただき誠にありがとうございました。
本日の仏参、講師は1年3組担任で宗教科の楠先生でした。
「人の一寸我が一尺」人の誤りは目に付くが自分のことに関してはなかなか気付くことができない、というお話でした。中学生にも分かりやすくドラえもんのエピソードを例にお話しくださいました。
人とは得てして簡単に優越感におぼれ、他人を馬鹿にしてしまいがちです。普段からその心を戒め、自分のことを見つめて生きたいものです。
SUTの翌日、生徒たちも待ちに待っていた球技大会が行われました。第1部(午前)と第2部(午後)に分けての開催です。
第1部では学年ごとに分かれ、それぞれドッジボール(1年生)バスケットボール(2年生)サッカー(3年生)が行われました。
午後からは学年入り乱れてのクラス対抗戦(ドッジボール)です。
この日のために各クラス休み時間を利用して練習を重ねてきました。チームワークもばっちりです。各競技での結果を受け総合優勝は3年1組が勝ち取りました。おめでとう!
どのクラスも「やりきった」という達成感にあふれた表情を見せてくれました。
ハワイにある本願寺の宗門校、Hongwanji Mission School(HMS)から中学生14名と引率の先生方8名が本校にいらっしゃいました。朝から高校生の仏参に出席しました。
本校の高校生の案内のもと学校内の施設見学をしたり、日本文化紹介のアクティビティに参加したりしたあとは、中学3年生との交流会も行われました。中学校の行事の説明やHMS生徒によるフラの実演など盛りだくさんの内容でした。午前中だけの訪問でしたがみな満足して平安を後にしました。
本日の仏参、講師は1年2組担任の北川先生でした。
北川先生は石川県の生まれで、高校卒業までずっと石川県にいらっしゃったそうです。大学進学で京都に来られてその時初めて親元を離れて暮らし始めたそうです。大学時代は関西でも有数の厳しさで知られる学生寮で過ごされました。
厳しい規則や先輩に何度も「実家に帰りたい」と思ったのですが、それでも少しずつ慣れていき、その厳しい生活のなかで最初は苦手だと思った人とも少しずつコミュニケーションをとる中で考え方の違う人とうまくやっていくコツを身につけたとのことです。
学校という集団で生活する場でどのように考え、振舞えばよいのか先生のお話から少しそのヒントが見えてきたのではないでしょうか?
本日の仏参、1年1組の担任である渡辺なつ恵先生が講師をお務めでした。
国語の先生である渡辺先生はある漢字についてお話されました。中学校生活を送っていく中で、ともに勉強する仲間、色々な行事で協力する仲間、クラブで一緒に汗を流す仲間ができます。仲間と聞いて頭に思い浮かべる漢字として「絆」という一字があると思います。「きずな」というのが一般的な読み方ですが、もう一つ別の読み方もあるのです。それは「ほだし」という読み方。「ほだし」と聞いてもあまりピンとこないかもしれません。「情にほだされる」という使い方をするとあるいは分かる人もいるかもしれません。
「絆(ほだし)」とは、もともと犬や馬をつなぎとめるための紐や鎖を意味しています。「情に絆される」とはつまり情によってこちらの行動が束縛される、制限されるという状態です。
絆の一文字でも「きずな」と読むか「ほだし」と読むかで大きくその意味合いは変わってきます。皆で協力し合って何かに取り組むとき、「きずな」が育っていきますが、同時に一人ひとりの行動が束縛される「ほだし」に我慢することも必要です。
また、「きずな」ができると、そのせいで個人の自由が制限されるという側面もあることをきちんと理解しなければなりません。
本日の仏参、講師は中学部の教頭である矢ノ根先生がお勤めされました。
平安中学校の2016年度のモットーは「おかげさまで140周年 ありがとう 感謝」というものです。
一口に140年と言っても、そこには連綿と続く色々な方々のご協力がありました。「おかげさまで」という言葉には先人、そして今現在も本校を支えてくださっている皆さんへの気持ちが現れています。
改めて考えてみると「おかげさまで」という気持ちを持つことは何かと難しいものです。先生とお母様とのエピソードを紹介してその気持ちをわかりやすく伝えてくださいました。